桝屋千夏

　俺の彼女は親友の妹。 　だから、俺は決めてるんだ。 　彼女が大人になるまで、絶対に手は出さない。 　それなのに誘惑してくる…… 　俺の可愛いお姫様。 　＊＊＊＊＊ 【主…

藤崎藍、９歳。その恋の相手は、近所に住む高校生のお兄ちゃん、有馬優斗。だけどそのあまりに離れた歳の差に、無理だろうなとも思ってる。 そんな中、友達から聞かされた恋のおまじない。…

僕、工藤透は、なぜか周りから家事力が高いと誤解されている。いや、家事力ならまだしも、最近は女子力が高いと言われるしまつ。 ある日、クラスメイトの宮部さんからケーキの作り方を教え…

世界の始まりから在って、これからもそう在り続ける遥かなる塔、神悠塔。 其処に住まう万能の女神デウスエクスマキナは危険な最結晶領域を抜け、神悠塔に辿り着いた勇者の願いを何でもかなえ…

交通事故に遭い、下半身不随になってしまった兄。それでも希望を捨てきれずに立ち上がろうとして車椅子ごと倒れるという行動を繰り返していた。そんな兄の姿を見ていることしかできない弟が、…

4年に1度の『うるう年』、4年前の『うるう年』の日にあたし達は指切りした。4年後のこの日にもう一度、会おうと……。 ──少女には秘密があった。それは……

なにか新しいことを始めよう。 そう思い立って書いているエッセイです。 毒にも薬にもならない、そんなどうでもいいようなことを、ひっそりこっそり書いていければな、と思ってます。

ユーザー収益化プログラムが始まるまでのポンコツ1ユーザーの個人的な思い。またプログラム登録、開始後は、それからの過程をドキュメントとして書いていくことで、こういうケースもあるとい…

KADOKAWAスニーカー文庫シチュエーション斬りコンテスト最終選考作品になります。 6年前の夏 俺の目の前であの子は車に撥ねられた…… 『恋愛と戦争では手段を選ばない』 …

本屋でのバイトに励む、大学生の泉。そんな彼女はバイトの先輩、永井に恋をしていたのだけど、ある日先輩に彼女がいると言う話を聞かされる。

　最後の夏、約束の海 　待っている、待っていた 　ずっと、ずっと―― （※イジメに関する描写があります。苦手な方はご注意ください） 〔2019/11/17〕海斗視点（全３話/…

同棲4年目の美希と健人。 二人は、もうずっと心がすれ違っていた。 心が寂しさで一杯の美希は、偶然、同級生の理沙に出会い……前に進む勇気を得る。

人のブログを見ていると、掲載されている写真の中におかしな奴を見つけた。 不思議に思って他の写真を見てみると、そいつは至る所に姿を見せていた。 ※以前書いた話を、カクヨム甲子園用…

両親が他界して、姉弟二人だけで暮らしている、高校生の姉、皐月と、小学五年生の弟、八雲。 私にとって八雲は、何よりも大事な存在。二人での生活が大変だからって、この子に負担をかけたく…

――狂愛に翻弄されるわたしは…… 愛を欲する…… 淑女……。 ＊＊＊＊＊ 【主な登場人物】 西本真《にしもとしん》 三十歳、高校卒業後家電量販店で働いていたが退職し、…

小学四年生の芹沢真昼の家は、代々続く忍者の家系。真昼も、毎朝早起きしてお父さんと一緒に忍者の修行をやっていた。 だけど真昼自身は、修行は好きでも将来忍者になるかどうかはまだ決めて…

※この作品は2019年10月14日に、『花札学徒鉄火録～正伝～』へ組み込みました。 頂いたコメント等々は此方で、「遥恋篇」は「正伝」の方でお読み頂ければと思います。 日本の…

今日は町の花火大会の日。高校生のハナは、最近付き合い始めた幼馴染みのユメと一緒に行く約束をしていたのだけど、遅刻してしまい…… 甘い話が書きたいと言う一心で書いた、夏の夜のお…

女子大生、永井の至福の一時は、大学の先輩、野上がウェイターをやっている喫茶店でカフェオレを飲むこと。 だけど今日はなんだかいつもと違う？　ふとした事から、夢見がちな永井の妄想が暴…

小学校の頃から一緒だった、三人の男女。仲の良い親友同士だったのに、二人が付き合い始めた事で、関係が変わっていく。 一つの恋の成就は、一つの恋が失われたことを意味していた…… …

私は昨日、告白してフラれた……はずなのに！　どうして何度も、昨日を繰り返しちゃってるの⁉ 失恋した次の日から始まった、永遠に繰り返される昨日。この無限ループから抜け出すには………

ファーストキスは彼でした。 初告白も彼でした。 『本当の愛を教えてやるよ』 ――ていうか、あなたは、猫だから。 干物女子優香は、動物が人のように見え会話が出来るという特殊能力を…

夏の暑い屋上で、彼は一人で音楽を聴いていて。私はそんな彼に近づいて聞いてみた。 「いったい何を聴いてるの？」

十六歳の夏休み。 俺の部屋に突然現れたのは、魔女だと名乗る女の子だった。 どうやら魔法のある世界から、ここへ研修のために来たらしい。 期間は二週間。それまで俺の世話になるって。…

小学四年生の男の子、九十九光太は、普通の人には見えない幽霊や妖怪を見る事の出来る男の子。だけどそう言った変わった物を視てしまうせいで、周りの子達からは変人扱いされていつも一人。全…

ショコラティエの匠がある日受け取った、お得意さんの息子さんからのとある注文書。 これに頭を悩ます匠と、お向かいに住むピアニストの響子。 さて、二人は「注文書」の謎を解けるのでし…

600字縛り自主企画！4話完結！ 海と空、波と雲。夢のお話、言葉遊び！

三年目の結婚記念日、僕は人間とアンドロイドと幸福について妻に語る。

ノンフィクションのようなフィクションのような――狭間を漂いながら、私はまた書き始めた。 『同題異話SR』詩集になります。連載中。

散歩中に見つけたアスファルトに書かれた「死にたい」の文字。 それに「わたしも」と返事を書いた。ただ、それだけだった……。

夏休み、親戚の子達の面倒を見る事になった中学生の啓太。 事ある毎にアヤにちょっかいをだすコウジを叱るが、それを見ながらかつての自分を思い出す。本当は好きだったあの子を毎日のよう…

香鳴裕人さまの自主企画「同題異話SR -June-『字句の海に沈む』」に参加させて頂きました。 今回はジャンル不問を意識したタイトルとのことで、初回の4月からエッセイを投下した捻…

水着にシュノーケルで遊んでいたときの恐怖体験を表現してみました。 ※スマホ推奨

こちら脱出民を乗せている。しかし、システムが起動しない…… 香鳴裕人さんの自主企画「同題異話SR -June- 『字句の海に沈む』」への参加作品です。

またおもしろそうな企画をありがとうございます。 企画内容とあっているかは不詳ですが、とりあえず投稿させて いただきますね。ちょっと拍子抜けしてしまったら、申し訳ないです。

『九マイルは遠すぎる』のオマージュです。「梅雨のしらべを聞く前に 図書準備室に」という手紙とカッターの替刃の謎を探るちょっとしたミステリーです。 同名の主人公が大変な目に遭う、…

誰に読まれているか分からない、ウェブの世界だから。 ※本作は香鳴裕人さん主催の同題異話SR -June- 『字句の海に沈む』参加作品です。

十年以上ともに過ごした時間が、ほんの一瞬でおわった。 どうか、どうか―― 彼の今とこれからが、少しでもやさしい世界でありますように―― ※本作は以下の掌編の姉妹編となってい…

ネタをどこから出すか？　ここは彼には内緒…… 香鳴裕人さんの自主企画「同題異話SR -June- 『字句の海に沈む』」への参加作品です。

香鳴様の自主企画「同題異話SR -June- 『字句の海に沈む』」参加作 今回はエッセイで参戦

香鳴裕人様主催の自主企画 同題異話SR -June- 『字句の海に沈む』参加作品となります。

某企画コンテストで1位 第2回ブレイズ・アワード 最優秀作品 自己満足度作品2位etc 選ばれた作品になります。 オムニバスなので気になったカクテルやタイトルだけお読み頂いて…

吸血鬼の存在が公に認められている現在。その多くは普通の人間と変わらず社会に馴染んでいた。 弧ヶ原学園に通う水城皐月は、両親を亡くしながらも毎日を明るく生きる女の子。小学生の弟、…

俺、江本雄二は、今日高校を卒業する。だけどその前に、どうしてもアイツに話したい事がある。 ずっと、アイツの事を思っていた。俺だけが見る事の出来る、あの桜の木の精に、好きだって伝え…

ファーストキスは彼でした。 初告白も彼でした。 『俺に、夢中にさせてやるよ』 ――ていうか、あなたは、猫だから。 恋の女神に見放された干物女子が、あることを境に飼い猫の姿が猫耳…

吸血鬼の存在が公に認められている現在。その多くは普通の人間と変わらず社会に馴染んでいた。 そんな吸血鬼とは無縁に暮らす女子高生、水城皐月。両親を亡くした彼女は高校進学と同時に弟…

政府公認の始末屋であるアドラに新たな依頼が入る。 その内容はいつもと少し違っていた。