ナイッシュー!2人とも味のあるかわいいキャラクターです。映像が流れる小説でした。読んだ人は自分の中でこんな子かなあと想像しちゃうと思います。圧倒的に台詞の多いちょっと変わりものの乙女の、言葉の落ち葉の語りパートがお気に入りです
主人公が書いているラブレター。はたしてその行く先は――。終始ニヤニヤします。途中から想像がついて、でもその想像通りになることが、とても幸せな気持ちにしてくれる。かわいらしく初々しい青春のひとこま。ぜひ、読んでみてー。
少し内気な感じの主人公。押せ押せなヒロイン。この構図からも、主人公がヒロインに押された形で物語が進みます。読者もだんだん流れが分かってくるものの、最後まで読まずにはいられません。主人公がどんな態度をとるのか、ヒロインがどんなリアクションを見せるのか、もうそれだけを求めて読みきってしまいます。そしていろいろな期待を満足させてくれる読後感があなたを包み込むでしょう。どうぞ読んでみてくださいませ!
こんなにニヤニヤさせてくれるというか、ハピネス満載の作品にはなかなか出会えません。結末までの流れの中に大きな上がり下がりはないのに、それでも退屈することなく読めてしまうのは、キャラクターが確かに形作られているゆえかな、と。ヒロインに目が行きがちですが、主人公のほうがより重要に思えます。ヒロインが少々奇抜である分、それを支える人物が必要で、それが成されていると思います。読後感もいいですね。ちょっと幸せになりたくなったら、オススメです。
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