海が太陽のきらり

作者 野々ちえ

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★★★ Excellent!!!

 心に傷を負った少年少女は、その海で出逢い癒やされていく。
 しかし、それは束の間の逢瀬であった。
 少年の宝物、少女の秘めた想い。そして、情け容赦なく襲いくる鬼畜仕様の岩場。
 最後の夏がリンクしシンクロしていく再会の時。
 優しく切ない物語を描かせたら当代随一、天使の言葉を綴る野々ちえ原作、
――海が太陽のきらり――
 2020年夏、カクヨムシネマにてロードショー。必ずハンカチをご持参のうえ、ご覧下さい❤

★★★ Excellent!!!

 野々ちえ様の『海が太陽のきらり』完成作品――でいいのかな?

 物語を紡ぐには、どこに視点を置くかが重要になってくる。その選別に寄って、同じ物語でも読者の感じ方が大きく変わってくるからだ。
 そこを、交錯する同時視点で表現することによって、この物語はひとつの完成形を成したと言えるだろう。
 同じ時を生きる、陽子の想いと、海斗の想い。
 読者は余す事なく堪能するといい。
 陽子と海斗……お互いですら知り得なかった、二人だけの物語を。

★★★ Excellent!!!

海の美しさを感じられるラブストーリー

海にいるような綺麗な描写。

幻想的です。

文章上手いです。


色々と加筆修正されました。細かい部分の加筆で説得力増しました。

5年後のエピローグ追加されました。

陽子の5年後の想いが素敵です!


海斗視点も追加されました!未読のかたはこれをきに読んでみてはいかがでしょうか。

色んな視点で書くのをマスターしてる作者様ならではです。
海斗の想いも素敵でした。

★★★ Excellent!!!

恋物語を探しているなら、一読をおすすめします。

海面を力なくただよう陽子。
虚無感の正体もわからぬまま、なぜかそうしてしまう自分。
そこへ、一人の男の子が現れ、陽子の中の「何か」が動き出した――

海で始まるノスタルジー。繊細なタッチで語られる、いま感動できる夏の恋がここにあります。

★★★ Excellent!!!

 暑い。けれど心地よくて爽やかな夏。
 そんな素敵な夏を具現化したのがこの作品です。
 夏の海で男の子と女の子が出会う、というお話を、ここまで爽やかに表現できる手腕に脱帽です。
 どれくらい爽やかなのかは、是非このお話を読んで体感して頂きたいもの。
 読めばあなたの心にも、きっと爽やかな夏風が吹くことでしょう。
 オススメです! 是非!
 

★★★ Excellent!!!

6000文字くらいの短編です。
野々ちえさんにしては珍しい長さではないでしょうか。
この半分くらいか、長編かという印象です。
5000文字くらいの短編がお手頃で
もっと書いてほしいなって思います。

小説は企画ものであらすじが決まっているのだとか。
でも、うん、この男の子なんて野々ちえさんが書く小説に
いかにも出てきそう。
しっかり野々ちえ作品になっています。

★★★ Excellent!!!

素敵な短編でした。
美しい、と思う瞬間は、何をきっかけに美しいと思えるのでしょうね。
毎日幸せで、何も苦しみがなくて、そんな日々を送ることができたらきっといいのだけれど。
でもそうではないからこそ、優しく美しく見えるものがあるのだと思うのです。

陽子と海斗の関係も、静かに、それでもじんわりきゅんとする。
爽やかさを感じながら、暖かさを手に包み込むようなお話でした。