優しさが美しさを伴って

素敵な短編でした。
美しい、と思う瞬間は、何をきっかけに美しいと思えるのでしょうね。
毎日幸せで、何も苦しみがなくて、そんな日々を送ることができたらきっといいのだけれど。
でもそうではないからこそ、優しく美しく見えるものがあるのだと思うのです。

陽子と海斗の関係も、静かに、それでもじんわりきゅんとする。
爽やかさを感じながら、暖かさを手に包み込むようなお話でした。

その他のおすすめレビュー

佐倉奈津(蜜柑桜)さんの他のおすすめレビュー649