@Kristen

　これは、文学界の異端者と呼ばれた【アーダルト・ドエロスキー】が生涯にわたり残した格言を「英国アーダルト・ドエロスキー研究会」会長【エッヂ・スケベリオン】がまとめたものである。 …

小学生の頃、祖母の家へと行ったときのお話です。登場する人物、地名にはフィクションを交えて多少ぼかしてあります。ご容赦ください。

大学時代の同期から聞いた話。 喧嘩していましたけど仲直りしました。

温泉宿って、 歴史もあって古くて、人の出入りがあって そのくせ、時間によってはすごく静かで… 揃ってますよね。 向こう側の世界の人達が留まる条件が。

幽霊なんて怖くない。 そんな友人も、流石に実害が及ぶと怖いみたいです。 「俺をネタにするのか？」 「ご容赦ください」 「今度、メシおごれな？」 「はい！喜んで！」

バイトを初めて一週間。 オカルト的なものを信じていない春田さんでも流石にこれはおかしいと思った。

山梨県甲州市にある心霊スポット。由来からすれば当然の祟り。

「肉体が完全に消失する場所だよ。なにも起きないわけないじゃん」と薫さんは言った。

私の父方の祖母は終生、一体の小さな観音像を大切に祀っていた。 この観音像は、不思議ないきさつで祖母のもとへやってきた。祖母の家の床下から、掘り出されたものなのだ。オカルトブーム最…

腸閉塞で入院した先で聞いた話。 まとわりつく既視感。

往々にして、心霊スポットは噂で出来上がる。 「何か出そうだ」という噂話と雰囲気が、心霊スポットを作り出す。 ご用心。 本当の心霊スポットは、ひっそりと、誰にも気づかれず、あなたを…

関係があるのか、無いのか。 何故今になって出てきたのか。 わからないということが、いちばんこわい。

私が以前働いていた田舎のとある店は「出る」という噂がありました。 階段からこちらを見つめる者、売り場に佇む者、名前を呼びかける者……しかし、私はスタッフの怪談話を信じていませんで…

　僕はセブンイレブンのファンで、ここ十年ぐらい仕事帰りに寄っていたのだが、近くに安売りのスーパーが出来てそこで買い物をするようになった。 　で、昨日、恐るべきことに気づいて愕然…

今考えると、帰宅してすぐ塩をかけたりした方が良かったのかもしれない。 だけど、僕はそこまで頭が回らなかった。 一年前の秋の初め、僕が体験して、未だに悩んでいる話です。 　実話…

友人から聞いた、据わりの悪い体験談。

当方の体験と聞いた話の中でいくつか選んでみました。 色々伏せていたりしてますが、少しでも雰囲気が伝わればと思います。 お楽しみ頂けると幸いです。

　もしかしたらすべてこじつけと勘違いかもしれません。常識で考えればそうなのだと思います。 　ですが、夢と多少の疑惑が捨てきれません。

異界とつながっていると言われている洞がある、奥越の山里の実話です。 父の父の時代、戦前の話です。 村医者の助手をしていた父の父、すなわち私の祖父は、迷信…

最近本人に会ったので、「昔、聞いたあの体験めっちゃ実話怪談じゃないっすか！」って話したら本人しゃべったこと全然覚えてませんでしたね。「面白い話はしゃべると内容忘れる」とのことでし…

南太平洋のサイパン島に、家族で行ったときの話です。米軍に追い詰められた日本人が5万人以上犠牲になった島で、集団自決のあった崖。夫が引きずられていった思い出が忘れられません…

非日常の体験がしたくて、人は旅に出る。ときに、旅先では異界を覗くような恐怖を体験してしまうこともあるのです。 京都、遠野、青森……。 そんな、旅先で私が出遭ってしまった恐怖。旅先…

ある日、死に惹かれた男のお話です。

　風俗店員として入社した僕は、とある系列店にヘルプとして入っていた。そこに居たのは、かつてのNo.1、今は辛うじてNo.2に縋る、ボロボロに擦り切れた女の子だった。

　予てから自主制作で交友のあったアニメーターY。半ばゴミ屋敷と化したそこに住むYの元を、今日も今日とて無目的に訪れる僕。しかしてそこに広がっていたものは、小蝿と蛆の死骸に塗れた地…

永らく集めた怪談を、少しだけご紹介します。

約２０年間。学生時代から、趣味で実話怪談を蒐めておりました。 しかし、いつでもコンスタントに身の毛のよだつようなお話、あまりの不思議に心が躍るような話に巡り会えるわけではございま…

みなさんは覚えているでしょうか、90年代初頭に起きた連続児童失踪事件のことを。思い出すだけで震えるあの事件。それにまつわる、わたしの恐怖体験です。 ・「カクヨム異聞選集　～…

甘党な岡崎と、ヘビースモーカーな吉野。 彼らは幼馴染。社会人になってからも時々サシで飲む仲だ。 人目をひく容姿と仕事をバリバリこなす有能さを持ち合わせながらも、彼らはふたりで飲む…

上京後、暫く荷揚げ屋のバイトに従事していた僕。そんなある日、新築現場の清掃に向かった僕は、同席した作業員から昔あったのだという殺人事件の話を聞く事になり――。

小学四年生の観月 花陽（みづき はなよ）が、夏休みに友だちの家へ遊びに行ったときに体験した、ある出来事。 よろしければ、目を通してみてください（※怖さ控えめです）

ネコは元々は普通の黒猫だった。――ただし少し、いやかなりサブカルチャーの好きな猫ではあったが。 そんな彼は、本来であれば人間に転生する予定なのだが、神の手違いによって猫に転生して…

怖かった話。 不思議な話。 イヤーな話。 せっかくそういうコンテストも始まったので、私の周りに起こった話をぜひ聞いてください。

深淵聞耳百物語をひとつにまとめました。他の作品は重複してしまうので全て消しました。コメントや♡をくれた皆様、申し訳ありません。

書籍化決定しました！ 2023年8月2日発売。税込1980円です。書き下ろしエピソードも複数あり。 よろしくお願いいたします！ また６月19日夕方より「書籍化記念特別編」と題し…

現代の女子校を舞台にした落語ラノベです。 実際の古典落語をベースに、落語の速記本をイメージして書きました。 八っつぁんやご隠居さんなどの登場人物はみんな女子化してます。 お気軽に…

日本で働く東南アジアの労働者。 真面目に働いたり失踪したりスイカを盗んだり―― 彼らを見守った三年半の記録。

外国で見聞・遭遇した怪異や怪談の記録。 日本国内の怪談は〖海を越えない怪異録〗に置いています。 ※現在不定期更新中です。極めて不定期です。

　二十数年前。 　曾祖母の盛大な自宅葬で私が経験した最悪の事件である。 　正体も分からなければ、逸話も聞かない。 　ただ、二度と我が身に起こって欲しくない経験である。 Lis…

小学五年生のとき、クラスで「狐狗狸（こっくり）さん」が流行りました。これは、そのときのお話です――あまり思い出したくないのですが……。 よろしければ、ちょっぴりお付き合いくださ…

廃墟を訪れた際の話。 真っ暗な廃鉱。山奥の廃病院。閉園したテーマパーク。 誰もいない場所。忘れ去られた空間。 私は、そこへ行くのが趣味である。

黒木あるじ「怪談女」（『幽』vol.13「怪談実話コロシアム」より抜粋） 中山市朗　「怪談狩り　自衛隊怪談」（『幽』vol.25より抜粋） 安曇潤平「典子ちゃん」（『幽』vol.…

大阪の総合病院で「ネゴシエーターのネゴ」とあだ名される看護師さんと出会いました。 優しさの吊り橋効果。病院での善意は時に怪異を引き寄せてしまう。 未練や迷い。そして不穏な好意をと…

ある日、私は「書籍化の打診」というメールを運営から受け取りました。 しかしそれは、書籍化へと続く遠い道のりの一歩目に過ぎなかったのです・・・。 ※注：だいたいフィクションです、…

或る居酒屋の店主に聞いた怪談実話。 読むと後悔するかもしれません。

私、前田薫は高校時代に心霊体験をした。壁から白い手が伸びていた、というどこにでもあるような他愛もない怪談話だ。しかし、その心霊体験を一緒に体験した私の友人、佐藤君にとっては、重要…

過去、作者が仕事中、実際に体験したお話です。 なお、警備という仕事柄、守秘義務も有りますので防犯上の観点から詳細な業務内容や施設内の構造、場所に関しては伏せさせて頂いております。…

『言霊』。 言葉に込めた思いが現実を捻じ曲げる力。 弟がツイッターを用いて始めた、 言霊の力を確かめる実験は、 継続と拡散によって、奇妙な展開を見せる。 私と弟が実際に体験した…

金縛りなんて、ただの生理現象のひとつ。 そう思っていた時期が、私にもありました。 A病院の不思議な裏ルールについての思い出です。 病を患った人間が一番見たくないモノは、なんだと…