ホラーが好きな人なら聞いたことがある日本の有名な怪談作家さんの作品が集結していました。 五名の作家さんによるそれぞれのホラーを覗いてみませんか?
私には霊感らしきものがこれっぽちもなく、知人にもそういう気配に敏感な人がいないので、事の真偽はわからないです。 だからといってありえないと決めつけることもできずに震えているだけなんですけど、何か惹かれてしまうんですよね。 怪異譚のスタンダードが揃っています。お試しあれ。
私も異聞選集のコンテストに応募したかったのですが、残念ながら皆さんに読んでもらえそうな実体験はまるでなしなのでした。それなのに、すでに応募作は500作以上もっ! 世の中には怖い経験をした人や不思議な出来事に遭遇した人がそんなにたくさんいるのかと想像したら、もうそれだけで戦慄です! 私の場合、この『幽』怪談実話集をまず最初に読んで、心と体調を整えてから、応募作の大海に飛び込みました。恐怖への覚悟と耐性をつけるには、ちょうどよいお話がそろっています。
人は何故、怖い話を知りたがるのか?はっきり言おう!そろそろ正しい魂の有り方こそが、己の死後の正しい指針となる事に気が付き始めたからに他ならない。長らく、人間にとって死は真っ暗で、知る事も出来ない、否、考えたくもないテーマだった。それが、今や遂にその実相は明らかになりつつある。正しく生きよ!古来よりの、悪をなすなかれ!という教えが間違ってはいなかった事が、21世紀を迎えた現在、明確にわれわれの前に証明されつつあるのだ。悪人よ、恐れるが良い…。