「雪 童話」を含む小説

この作品は、私が小学生高学年の時に書いたものを、今になって思い出して書いた作品です。 当時の記憶を掘り起こしながら書いているので、元の文とは違うものになっているかと思います。 (…

冬の夜のこと。コン太はまだみんなが眠っている穴をこっそりと抜け出しました。 コン太にはやってみたいことがあったのです。 美しい情景描写とコン太の小さな小さな冒険をお楽しみください。

――僕は雪の世界に住んでいる。 たぶんここは外からはスノードームって呼ばれている世界だ。 スノードームの中に住む少年は、自分がいる雪の世界に飽き飽きしていた。彼が眺めるのはたま…

「桃太郎」こと中川ももは、小さな頃、祖母に読んでもらった童話が大好きな小学４年生。ある日、急な転校生、機織　雪奈（はたおり　ゆきな）が童話、「鶴の恩返し」から来た、という不思議な…

『雪の女王』『白雪姫』『かぐや姫』etc… あらゆる『童話』をモチーフにしたお話の集まりです。改変、改悪あり。 ※モチーフにしてはおりますが、あくまでオリジナルの作品になってお…

雪降る冬に、ひとりの少年と、ひとりの少女が土を掘り返す。 そこに埋まっていたのは、"鉛の心臓"。 かつて街を見下ろす金色の像こと、"幸福の王子"の体内にあったその塊は、高炉で溶か…

ある小さな家に、母親と双子の娘が暮らしていました。 白い髪の娘・シュシュは病弱で、赤い髪の娘・アルテは妹の分まで働き者。 そしてふたりの母親のエマニュエルは、女手ひとつで彼女達を…

【第三章・第二部　完結！】 　東国に位置するスニェークノーチ国は、一年中季節が冬の寒い雪国として知られている。 　三百年ほど前までは『春』という季節も存在していたのだが、現在ま…

蒼い髪を持つ，大きな男が白い髪を持つ小さな女の子に問いかける「赤ずきん，お前の肌はどうして雪のように白いんだ？」「それはね，神様が生贄として私を見つけやすくするためよ」「赤ずきん…

マザーグース×白雪姫の物語。 『鏡よ鏡。白雪姫を殺したのは誰？』 　王妃は語る。白雪のたぐいまれなる美貌を。 　小人達は語る。白雪の愛くるしさを。 　王は語る。白雪に向ける限…

北に南に、サバンナに太平洋に南極に、ワールドワイド書店は今日も本を届けます。

ある国の王家に、白雪のように美しいサメが生まれました。『白雪サメ』と名付けられたサメは、心優しい可憐なサメに成長しました。

めがね売りの少女は濡れた雪の降る大晦日にめがねを売っていました。 でも、誰も買ってくれません。見向きもしません。 飢えと寒さに耐えかねて、少女はめがねをかけました。いいんです。め…

白白白白白雪姫が世界で一番美しいと答えた鏡と王妃のお話 世界で一番美しいものの答えは既に決まっている。 平和なギャグ雪姫

氷と雪の世界で、新社会人になるとあるペンギンカップルが新居探しするお話。

童話をごちゃまぜにして好みの話にしようと試みて自分でもよくわからなくなったものです。昔書いたはいいものの、没にして眠らせていたのですが、とりあえずあげてみることにしました。 バッ…

　或る一人の孤独な女が、「幸せ」を切に願い、どんな不幸な人にも幸運をもたらしてくれる「蒼い鳥」を手に入れた。しかし、待てど暮らせど、女に「幸せ」は訪れない。 　寒い雪の朝、家を失…

長い長い冬の間、大地も森も山も、空さえも真っ白い雪が覆い尽くし、それ以外の色彩は何も得られないそんな街で少女はひとりきり。 少女は冬の長い間を、雪で作った人形を友達にして寂しさを…

縁野愛美はある冬休み、母親と母親の実家「縁野」に帰省した。 少し暖かい地方だから、いつもクリスマスに降るのは雪じゃなくて雨である愛美は、北国の縁野でクリスマスを迎えられることを密…

むかしむかし、氷の精霊と春の精霊が互いに惹かれあうが、触れるものを氷にしてしまう氷の精霊と触れるものを溶かしてしまう春の精霊は、触れあうことができない。 それでも惹かれあうふたり…