冬が過ぎれば、春が来る。夜が終われば、朝になる。そうして子どもはちょっとずつ成長していく……そんなストーリー。最後はちょっとせつなくて、でも、あたたかな、パステルカラーの似合う絵本のような作品です。
是非とも絵本にして世に出していただきたい、優しくてちょっぴり切ない物語。 この物語は途中まではとても夢に溢れていると感じました。 童話なので子供向けとして描かれていると想像します。 子供たちに夢を与え想像力を刺激するような部分もあるし、かと言ってすべてが都合よくいくわけでもない。冬が終われば別れもある。 その別れの受け止め方が非常に素敵だなと感じました。 心温まる素敵な物語なので、是非お手に取られてみてくださいね。お奨めです。
読後感が良く、主人公や物語が、とても丁寧で、優しい筆跡で書きつづられています。世界のどこかにあって欲しい。そんな心の柔らかさを思い出す物語がここにあります。是非。
短いストーリーの中にも、しっかりとした「物語」があったように感じました。こういう素朴で素敵な作品が、もっともっと増えますように。
ちょっとだけ、悲しい。けど、優しい話しです