少年の世界。その大きさを想像したとき、どれほどの感覚を共有できるでしょうか?少年が解放という時を迎えたとき。その先には何が待っているのか?一緒にその先を見に行きたくなる。そんな物語です。
想像したこともない世界観が、短い文章の中に込められていて、新鮮な感動がありました。この作品自体が、スノードームのように、ぎゅっと中身が詰まっています。