「死 追悼」を含む小説

今日、とあるフォロワーが旅立った。 僕は、独りになった。 何故あのコがいなくなったか。 それは不可抗力といえばそうだし、 自分の力及ばずと云っても過言ではない。 若し、向こう…

父・南埜宏を耳原病院の医療ミスで亡くした事故の顛末は【耳原病院が謝罪し、一千万を支払った理由】にまとめ、【モンスターパワハラと、整形外科医南埜正五郎の死の真相】の第七話にも掲載し…

耳原病院で父が事故死して六年後、耳原病院への提訴の四年前に出版した書籍が〈ジパング通信局〉でした。不信と無力感の中で病院に対する怒りを込めて書き上げた書籍です。裁判結果が分かって…

あるミュージシャンの死から一年と少し。「彼」の公式ホームページが削除された。 そんな小さな出来事をきっかけに、電信の海につながった三人の人生が回り出す。 まだ夢の途中にいるミュ…

当初6話までだった【五次元スターウォーズ星雲ジャスティス3姫伝説】も、既に30話を超え、内容的にもボリュームアップを図っていることから、タイトルにも加筆し、衣替えも兼ねて改めて書…

テーマは『依存』。 煙と、追悼と、共依存のおはなし。

　「私」は高校生の時、小学生時代の友人である美也子と、公園で久しぶりに再会した。その後も彼女と公園で会うようになったが、上手く話が弾まない。あるとき、彼女がこう告げた。「人は死ん…

13話完結　18時更新 結婚の時期を迎えたラバナン王国の王子ジルリアと双子の王女アンジェリーナとフランシーヌ。 フランシーヌがダンドリオン侯爵家に嫁ぎ、その半年後ジルリアとライ…

本書は、執拗なパワハラが原因で無念の死を遂げた、整形外科医南埜正五郎の追悼作品です。正五郎の高校生活を思い浮かべて22年前に書いた【青嵐：杜征住】をたたき台にしています。同じく正…

　名探偵の死から始まった孤島の連続殺人事件『タロット館事件』を経て、探偵だった少年・猫目石瓦礫は名探偵になった。幼馴染の夜島帳との間も正式に恋人関係へ発展する中、彼を取り巻く日常…

屋上で天使を待っていた私の過去。ナユタとの一夜の記憶。彼の音楽に触れ、身体を重ねたが、心は理解できなかった。今、彼の追悼のために屋上に立ち、かつての「儀式」を思い出す。（読み切り…

ある日、私は訃報を受けた。 それは実家からで、父の死を報せるものだった。 「この度は御愁傷様です。」 「お悔やみを申し上げます。」 そんな言葉を受けつつ、私は、自分が関所の番兵…

身内の死に直面した鈴花は、ある日特別な"ミセ"で同じ名前の少女に出会う。 故人の持ち物の記憶を読み取り、その記憶を生かして珍事件に立ち向かってゆく。 　　　　ーーこの世に魂は存在…

小説投稿サイトに、１年半ほど前にやって来た上松煌。 その早すぎる死に感慨を抱く「自分」。 遺作を紐解きながら、彼の心象をたどり、人としての静かな追悼の情に行きつく話。

阪神・淡路大震災から２１年目。その追悼童話です。 全編、ねこ目線。 地震描写・生き物の死の描写があります。 ２２年前、あの震災でなくなった多くのかたと、 ２４年生きてくれたわた…

　1994年2月13日。教会の外は零下25度という極寒だった。追悼演奏会に選ばれた曲目はベルリオーズの「死者のための大ミサ曲」。ドレスデン。コヴェントリー。広島。あまりに多い戦争…