最初のエピソードが投稿されたのが2018年そして今、2022年。最終章と銘打たれたエピソードが展開されつつあります。実に今、おいしいとこ取りが味わえる状態です。作品から伝わって来るのは、「作品世界を構築する。そして語るのだ」という強い意志を感じざるを得ません。一人称だからこそ味わえる緻密な説明それと同時に、どこか不安さを感じさせる幻惑。文字の羅列が紡ぎ出す、圧倒的な世界観に酩酊すること請け合いです。