「愚か 悪」を含む小説

それは、俺たちがやっていた、最低で最悪な遊び。 だけど、少しずつ真剣に好きになって、彼女と距離を縮めていた……はずだった。 どれが嘘でどれが本当なのか、愚かな俺にはわからない。

阿羅鷲潤楼《あらわしじゅんろう》は世界に絶望した。父と母は幼い頃に引き逃げで死んだ。兄である阿羅鷲潤哉《あらわしじゅや》は攫われ臓器移植の為に殺された。妹である阿羅鷲美華《あらわ…

人の世は平等にはなり得ない。 遥か昔に唱えたのは、この世界を収めていた――最初で最後となる神である。 神と呼ばれていたが、姿は人間そのもので、四季を運び、人の世に関与して来ないソ…

【シリーズ累計１０万部突破】【ノベル１～３巻重版出来】【ＧＡノベル様より完全書き下ろし５巻は９／１５発売（イラスト：さらちよみ先生）コミックス４巻同日発売！（作画：迂回チル先生）…

パンドーメラ王国のガーラ伯爵家。 この家の地下室には古ぼけた木箱がある。 ＜リベシルの箱＞ そう呼ばれている箱には、国中の厄災が閉じ込められていると言われていた。 アルシ…

私たちを地獄で裁くこと RPGやファンタジーの形に落とし込んでますが、テーマは戦争反対。悪の帝王ゴルゴロスを倒した勇者シェスターが、地獄で裁かれるというものです。勇者シェスターは…

【7000PV感謝！！】 【正しい】とは何だろうか。 誠実なこと？ 純粋なこと？ 正義を保つこと？ 平和なこと？ この世界に正しさなんて存在しないのかもしれない。 それこ…

「おい、うるせーぞ負け犬！」 　恋に敗れ、やるせない想いを屋上で叫んでいると、突如として──。彼女は現れた。 「うるせーつってんだろうがァ！　こんの負け犬がァァ！　黙りやがれ…

邪神アシュタルはある能力を持っていた そう、アシュタルは死んでも何度でも生き返るのだ アシュタルは今日も世界を悪へと導く！！

その男は神か悪魔か。はたまた、希望か絶望か。 神であれ悪魔であれ、男は【あるもの】と引き換えに願いを叶える。 だが、決して願わないことを願おう。 純粋な子供の夢も、罪深き若者の…

侯爵令嬢アンドロメダはレベル99の聖女と愚かな王子に婚約破棄を突きつけられ、無実の罪によって地獄の底へと突き落とされます。 幼馴染のヒューベルトを傷つけられ、辿りついたのは悪趣…

～あらすじ～ 人の命の空しさに夕飯を抜いてしまった愚かなる主人公カシゲ・エニシ。しかし、次に目を覚ました時、彼を待っていたのは見知らぬ世界でのメシ派閥が相争う大地で巻き起こる数…

────憐れな少年は、どのようにして『C R Y I N G・F A C E』という狂気の復讐者になったのか？ クラス転移という"憧れ"の代償は非常に大きかった。 これは…

“理術”と呼ばれる精霊と通わせ、自然を操り、あるいは思いを形に創造する魔法に似た術が存在する。そしてその理術を善良の心で極めた者は天使へと転生し、未練や悪意を持ったまま死んだ魂は…

その衣裳の裾を目に入れた人間は、己れの愚かさに涙する。 そう言わしめた雷鳴の中宮は、帝の寵愛を一身にうけていた。 玉藻姫が、大陸から渡ってくるまでは──。 帝の寵愛を奪われ、…

悪知恵とか嫌味とかが盛大に詰まった手紙。遠回しに追い詰めていくスタイル。すごい煽ってくる（※重複投稿作品しています）

　北国のとある一帯で、一年中吹雪の止まぬ山郷があるという。なにぶん嵐のように強い風と視界の悪さで、立ち入るものは愚か住う人などおらぬ。だがある場所を境にその雪もぴたりと止まる。 …

　科学の発展に伴う戦乱により、飢餓と混迷の時代を迎えた22世紀の某国。そこは「陸軍」の支配によって、多くの人々が飢えと渇きに苦しむ生き地獄となっていた。 　だが。陸軍を強者たらし…

３ 「う……ん…………あ……れ、此処……は？」 　仰向けで倒れていた私の視界を支配していたのは辺り一面の霧だった。 　ゆっくりと身体を起こしてみるも、まだはっきりとしない頭と、…

―――――――その日は突然訪れた。 この国は抜け殻と化したのだ。 原因や手段など、分かるはずもない。 日ノ本は、今を持って壊滅した。残る結果はそれだけ。 ただ、その消却をその肉体…