こんにちは。僕自身、レビューを書けるほどの文才は持ち合わせておりませんが、自分なりに読んでみた感想を述べさせていただきます。
まず話の内容に関してですが、細かな描写がなされていて、ちゃんと雪女の心情も描かれていました。氷のように冷たいはずなのに、その芯は熱くたぎるように、けれどそれは凍てつく熱さの心、そんな印象を持ちました。
次に文章に関してですが、時代背景に沿った言い回しだったり、漢字の使い方をなさっていて、これが昔話だと気づかせてくれます。ただ、いくつかの感じにルビがふってあったのですが、攫うなどのあまり常用で使わない漢字にもルビを振っていただけると読みやすいかと思います。
最後になりますが、面白い作品を読ませていただきありがとうございました。この時期はお忙しい頃かと思いますが、お体にお気をつけてください。それでは失礼いたします。