概要
私はあくまでもきっかけを作っただけ
【7000PV感謝!!】
【正しい】とは何だろうか。
誠実なこと?
純粋なこと?
正義を保つこと?
平和なこと?
この世界に正しさなんて存在しないのかもしれない。
それこそ、正しいという言葉を被ったエゴの可能性だって十分ある。
これは【正しさ】を問い続ける少女の話。
国を滅ぼして回る少女は本当の正しさを求めて彷徨っていた。
平和に暮らす国民が立つ下には幸福の為に犠牲となった沢山の屍が埋まっている。
それを憐れむのか、はたまた素晴らしいと称えるのか。
正しさを求める少女は傍で全てを見ていた黒猫に問う。
「世界は国を滅ぼし続ける私を悪だと言うのかしら」
黒猫は長い尻尾を揺らしながら答える。
「善も悪も視点によって変わるさ」
そして彼女たちはある男に出会った。
国の悪事
【正しい】とは何だろうか。
誠実なこと?
純粋なこと?
正義を保つこと?
平和なこと?
この世界に正しさなんて存在しないのかもしれない。
それこそ、正しいという言葉を被ったエゴの可能性だって十分ある。
これは【正しさ】を問い続ける少女の話。
国を滅ぼして回る少女は本当の正しさを求めて彷徨っていた。
平和に暮らす国民が立つ下には幸福の為に犠牲となった沢山の屍が埋まっている。
それを憐れむのか、はたまた素晴らしいと称えるのか。
正しさを求める少女は傍で全てを見ていた黒猫に問う。
「世界は国を滅ぼし続ける私を悪だと言うのかしら」
黒猫は長い尻尾を揺らしながら答える。
「善も悪も視点によって変わるさ」
そして彼女たちはある男に出会った。
国の悪事
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!つまらない国なら滅びてしまえ
主人公は国の不正や醜聞の情報を売り飛ばし、その国が滅びるきっかけを作っては、次の国へと移っていく少女ロサ(偽名)です。
喋ったり、人の影に入り込んだりする猫(?)と共に新たな国に潜り込み、国をも滅ぼす情報を求めて動き出します。
彼女らの背景も、動機も、多くは語られていません。
しかし彼女らのやりとりや暗躍の中で、なんとなく感じ取れます。
国を滅ぼすのは、それが面白いから。
国を滅ぼすのは善とは言えないかもしれません。しかし不正に塗れた国を存続させるのは?
ロサは善悪は口にしません。
ただ「汚い金で続く国なんて面白くない」と告げるのです。
倫理観が無さそうで、倫理…続きを読む