腐った国を滅ぼすことを生きがいとする少女の物語です。彼女自身に世界をひっくり返す権力はなく、一騎当千の武力はなく、せいぜいが潜入に便利な小さな異能がある程度。しかし、彼女には全ての人が身に着けている言葉という武器がある。庇護欲を煽り、無邪気を装い、その果てに少女が何を為すのか。ぜひ読んでみてください。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(197文字)
情報を売り歩く少女には、どこかダーティーな雰囲気が漂っています。それはそうです。国を滅ぼしかねない情報を売っているのですから。いつの間にかついてきて、少女の相棒になった猫も浮世離れしていて魅力的…続きを読む
最新話まで読了。 国という途方もなく大きなものを滅ぼして生きる主人公。彼女とその協力者達の知略と冒険が鮮やかに描かれています。 1話1話が読みやすい文章量であり、先が気になる展開が続くので…続きを読む
主人公は国の不正や醜聞の情報を売り飛ばし、その国が滅びるきっかけを作っては、次の国へと移っていく少女ロサ(偽名)です。 喋ったり、人の影に入り込んだりする猫(?)と共に新たな国に潜り込み、国を…続きを読む
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