「小狐」を含む小説

「セイのスキルは──【会話する】！　……なにと？」 「……さぁ」 　セイが生まれ育った国では十六歳以上は全員、教会でスキルチェックを受け、それに沿った職業を国から決められる。幼…

学校で最近流行っている心理テストで盛り上がったその日、実家の花屋に帰るとそこに不思議な女性が現れて…？ 女子高生と小狐の少し不思議な日常シリーズです。

花屋の店番をしていたら、見知った小狐がこちらを見ていることに気付いた。関西弁を話す少し変わった小狐はフラワーボックスに興味津々。 小狐の注文で、初音は一緒にフラワーボックスを作る…

　仕事に疲れた葛城命は、うっかり電車で寝過ごして奥多摩へ行ってしまう。 　駅前で出会った不思議な小狐に導かれ、古民家へと招かれる。そこには妖狐の永久が眠っていて、命にとある提案を…

※三話までで一区切りとなっております。 これは怪異の世界と現実の世界の境界がまだはっきりとできていない現代の物語。 主人公紗夜は国防の要とされている空間系の異能の血筋に生まれ…

辛いものが大好きな少女『ピリカ』が迷い込んだのは、赤色が消えた不思議な世界だった。 この世界で出会う人々と『ペクト』と呼ばれる彼らの特別な存在たち。 赤色の欠けた町で、それで…

ある所に小さな稲荷神社があった そこに祀られているのは2匹の狐 御狐様と呼ばれる青年と、小狐様と呼ばれる少年 しかしその姿を見る事が出来るのはごく1部の人間 その中でも"守人"と…

導かれてか、それともただ偶然そこに至ったのか。 彼は誰時に、少年・神楽坂 遊はその寂れた神社──いや。 神社と呼べぬほどオンボロで、それも、今にも崩れそうな程の小屋……そこに、い…

新美南吉の『ごん狐』からお届けします。

薔薇露に菅原櫛、エレキテルだけじゃない平賀源内のあやかし遊び――江戸時代、多彩な分野にその才能を発揮した奇（くす）しき人平賀源内こと水虎先生が、かわいがっていたかもしれない賢（さ…

鉄喰稲荷の伝説を知った飛騨昭男は、夢の中で狐の記憶を追体験する。　それは昔、この地にいた刀鍛冶に助けられた狐の恩返しであった。

これはおとぼけヒロイン・ひよりと、冷静毒舌美青年・青磁が織りなすハートフルあやかしファンタジー。 「式神の縁、お切りします」 大学一年生のひよりが、家の竹やぶで見つけたのは、…

その日、初音の一日はすこぶるついていないものだった。果たして帰るまでに良いことは起こるのだろうか…？

ススキの白い海の底に生えていたのはレインボーの綿毛のある植物だった。 小狐によると、これは『幸せの種』らしい。 ただ綿毛を吹き飛ばすだけのお話です。

剣道が楽しくて仕方なかった少年は、それから数年して竹刀を置いた。 かつての少年を知る小狐は、大学生になった青年を見て言った。 「大丈夫や。八霧はきっとまた剣士になれると思うで。」…

夏休みの風物詩、夏祭り。祭りの終わりに昔馴染みの姿を見つけて追いかけたが、その正体は関西弁の小狐が化けた姿だった。小狐に誘われてもう一つのお祭りに足を踏み込んだ初音は……？

高校生の女の子と、昔馴染みで少し不思議な大学生青年のちょっと不思議な日常。関西弁を喋る小狐さんは一体なにをしに来たのか？

　老舗旅館の除霊に挑む北嶋。標的は旅館近辺で人を脅かす妖怪。それはかつて国を滅ぼした大妖だったが、やはり北嶋の目には映らなかった。 　いつもの無茶苦茶加減で妖怪を強引に自分の家に…

オタク、天然、超甘党と三拍子揃った霊感少女の山城敦子は、ある日町中でチャンバラをしていた幽霊と知り合う。 しかし彼は幽霊ではなく名刀の魂の化身小狐丸であると名乗った。魂なので、霊…

主人公　　東雲めぐみ 居候　　　河童（名：九太郎） お隣さん　猫　（名：文左衛門） 　　　　　？　（名：五所川原龍之介） 　　　　　小狐（名：狐塚蘭丸）