「問えば響く」を含む小説

とある朝。僕はよく知らないお姉さんといつもの街を歩いた。

　とある街で絵画学校に通っている少女・トーカ。彼女の祖父は、若い頃に悪魔と旅をしていたという。 　私が主催している自主企画「＃6　問えば響く君の答えbyN.M.　『別れはどこに…

魔界にある貸本屋アオハル堂。 有償で本を貸し出している。 店員:ヒバリ KAC20231の参加作品です。 夢月七海様　＃6　問えば響く君の答えbyN.M.　『別れはどこ…

松尾芭蕉と共に「おくの細道」の旅に出た曾良。彼は句作に悩んでいた。観念的に詠んでしまう自分の句を変えようと模索していた。芭蕉はそんな彼を見て――句を詠んだ。

　生き血を啜る化物であることを隠しながら、とある街を伯爵として治めている「僕」。 　ある晩、気まぐれに外へ出た「僕」は、屋根の上から一人の路上生活をしている少女を見かけた。 　…

企画に応募するために書かせていただきました。能面に真蛇という面がありますが、それをちょっと、踏まえて書いてみたものです。 もう少し、長くかけたら良かったのにと思います。

夢月七海氏の自主企画 ＃6　問えば響く君の答えbyN.M.　『別れはどこにあるのかな？』 で書いた物です

　ある日突然、町を襲った蛇の悪魔に立ち向かったが、逆に自分がヘラジカの悪魔にされてしまった騎士・スピキオ。 　打ち捨てられた城に引き籠り、一人きりで暮らして三百年が経った時、自分…

青年の神×少女の神の識るお話。

その国には災厄の娘がいる。彼女が泣けば天は荒れ、地が揺れる。彼女が負の感情を抱けば、国に災厄がもたらされる。 彼女は外に出られないから、外の世界、外の国の話を求めた。 そんな彼女…

紀元前、共和政ローマとカルタゴは、シチリア島をめぐって戦いを繰り広げていた（第一次ポエニ戦争）。カルタゴ相手に苦戦するローマ。しかし、ローマ市民は資金を供出し、執政官カトゥルスと…

恒例の問えば響く君の答えに応募するべく、描き下ろしました。企画に応募するのは、本当に楽しいですね。これからも企画を期待しています。答えられるような、文章を書きたいと思います。

【あらすじ】古代ギリシア―― 都市国家（ポリス）スパルタ率いるペロポネソス同盟により、ギリシアは支配されていた。都市国家（ポリス）テーバイは、スパルタの命ずるままに、その精鋭部隊…

挿絵の依頼を受けた浅羽。 登場人物が自由に動き回る。 作者が考えていない問いにどうこたえるべきか。 夢月七海様　＃4　問えば響く君の答えbyN.M.　『愛の色を教えて？』 h…

家に出入りする庭師見習いのことが、私は気になって仕方がない。 こちらの作品の続編となりますが、単独でも大丈夫です。 「愛の色を教えて」 https://kakuyomu.jp/…

問えば響く君の答え企画に応募させていただくためにかきおろさせて頂いたものです。答えになっているか不明ですが、一応書かせていただきました。

　旅商人の青年・レイズは、相棒のロバと共に、ある森の中で狼の群れに追いかけられていた。狼たちに追い詰められてしまい、死を覚悟した瞬間、彼の前に、一頭の二足歩行の狼が現れる。 　…

たった一つ、与えてくれたもの

俺は大きな過ちを犯した。大罪だ。許されないかもしれない。

【あらすじ】 天慶三年、平貞盛と平将門は坂東において、最後の決戦に臨んでいた。「北山の決戦」といわれるその戦いの最中、貞盛は将門との「これまで」を思い出す。そしてその思い出を振り…