「僕とキミの15センチ短編小説コンテスト」を含む小説

　何のとりえもなく日々をただ平凡に過ごしていた什悟（じゅうご）は、ある日、身長１５センチ程の少女に出会う。千智（せんち）と名乗るその少女は、自らのことを「什悟の魂」であると告げ、…

　命を救った者と救われた者が語るそれぞれの思い。その道のりと過程にすれ違いがあったとしても、たどり着く答えはきっと同じ。小さな奇跡が起きる時、物語のすべての答え合わせが終わる。 …

トレーディングカードゲーム「バトルモンスターズ」に打ち込む、女子力ほぼゼロの女子高生・瑠奈。 彼女には片思い中の同級生・耀太がいた。 瑠奈は恋を実らせるため、女子力がないながら奮…

あじかん…… 阿字観…… 密教における宗教的瞑想法の一つ。この宇宙のあらゆる事象が「阿」という字音に含められるとし，すべてのものがそれ自体すでに根本的であり，もともと生じたり滅し…

２０１１年、地デジ元年。 それ以来、地方局の放送を見る機会が減ったという方、いませんか？ 突然、地方局の番組を見たくなった高校二年生の女の子、ヤギ。幼馴染で同級生のデンキにアンテ…

大学で建築を学ぶ僕は、周りと馴染めないでいた。そんな僕に手を差し出してきたのは、同級生の宮沢ひばりだった。 北海道を舞台にした、季節巡る僕と彼女の物語。 「僕とキミの15センチ…

記憶を失い、牢獄に閉じ込められたイアン。 過去の記憶を失っている彼は、牢獄の中で一人の少女、アリスと出会う。 その二人は互いに惹かれ合うが、互いに悲しい過去を背負っていた――― …

高三の夏休み。受験生の僕にとって、シッピングモールのフードコートは快適な勉強の場だった。 そんなある日、広げっぱなしにしていたノートに落書きが！ 文字の主との不思議な交流、そして…

高校時代、僕は人と全く会話をしようとしない一人の女の子に出会った。ただ、その子が読んでいた本が、僕たちの関係を大きく変えたのだと思う。心の声が文字になっていく瞬間を、僕はもっと見…

　突然勇者になった『僕』と、肩を並べて歩いた『彼女』。僕らの距離は、いつだって彼女のこぶし二つ分（約15センチ）。 　駄目な『僕』と、たくましい『彼女』の物語。 ※「僕とキミの…

もうすぐ僕は生まれ育ったこの田舎町から出て行く。その前に気がかりなことが一つだけあった。 それは、幼い頃に桃の花の香りに誘われて出会ったキミとのことだった。 ※「僕とキミの…

「スカートの丈を短くしよう」 ……そんなふざけた一言から始まったある日の生徒会。 属性てんこ盛りな幼馴染の生徒会長、吉田透子に振り回されながらも彼女のため、ひいては自分の欲望のた…

記憶喪失の「俺」は、幼馴染の「ボク」と出会う。三回のお見舞いは、「俺」にとっての思い出になる。 これは「俺」が、「ボク」の背中を押すだけの物語だ。 全四話＋α　一話二千文字程…

憧れの幼馴染と共に青春を過ごしたい。 僕の抱いた理想は奇跡を起こした。 しかし残酷にも、彼女の手に触レ得る事は出来なかった。 ファミ通文庫×カクヨム「僕とキミの15センチ」短編…

人付き合いの苦手な「ボク」は15分休みに必ず図書室に逃げ込んでいた。 そんな誰もいないはずの図書室で出会ったのは、一人の女の子だった。 彼女との15分間は二人の距離を確かに縮め…

　ある高校の文芸部。 　この文芸部は、小説を読んで意見を言い合うのではなく、実際に書いてコンテストに応募することに重きを置いている。 　ここに所属する島崎は、やりたい放題の部長に…

re･frain【名詞】（詩歌の節の終わりの）リフレイン，繰り返し語句；（発言などの）繰り返し 僕、渡井祐希は中学校で出会った前の席に座るキミ、持田彩加に恋をした。 そして、…

共幻社トークノベル文庫より書籍化しました。 http://amzn.to/2iyjmMm ※令和元年8月をもって出版契約を解除しました。現在はフリーです。 共幻社ライトノベ…

高校一年の寒い季節に転校してきた彼。 その彼は、頭のネジが一本――いいえ、ネジなんてきっとない。 とにかくバカでアホな、とんでもないヤツがやって来てしまった。 彼はもう終わってい…

　地球から何万光年先の宇宙を見るにはどうすればよいのだろうか？それは、ロケットを飛ばし、果てない宇宙の探訪をさせればよいだけだと言うかもしれない。たしかに、その通りである。 　…