「カクヨムネクスト賞 怪異」を含む小説

女子高生の蓮宮玲子は、桜蘭学園の新聞部に所属。彼女が書くのは学園内での出来事だが、その中でも興味を惹くものは、不可思議な怪異。 今回はどんな怪異が起こるのだろうか……。

　鬼が人の肉を必要とする年齢を「喰齢」（くいのとし）という。 　彼らは八年ごとに、人を食わねば生きられない。 　最初に迎える「喰齢」は八歳。彼らはこれを「食べ初め」と呼ぶ。 …

二階堂は探偵だ。しかし、探偵では食べていけないことから、週５でアルバイトをしている。 探偵としての仕事の依頼は月に一回でも入れば良い方で、その依頼も大半は特殊なものだった。いや、…

一瞬の儚いラブストーリー 【あらすじ】 永遠の雪と氷が支配する霊峰ウォルマルトの麓に、百人ほどのエルフが住む小さな集落、霜の森があった。そこにはたった一人、人間の男が住んでおり、…

道登法師とその弟子制多。流浪の旅を続ける師弟は、刈り入れ前の農村を訪れていた。 名主宅に逗留していたある日、平穏な村に突如として奇妙な怪異が起き始める。 人々が次々と、「つま先」…

私たちの村は、自然からの贈り物である「やまびこ」が大好きだ。 あるとき、村に訪れた一団が「俺たちがやまびこだ」と名乗り出した。 「やまびこ」は、人間が作り出せるようなものではな…

田舎の女子高生りんことれいちゃんがお贈りする、怖いような怖くないような、ゆるゆる不思議小説。 美味しいお茶とお菓子をいただきながら、お楽しみください☆

道登法師とその弟子制多。流浪の旅を続ける師弟は、真夏の山村を訪れていた。 山村の尼寺で住持を務める尼僧から、道登は助けを求められたのである。 驚いたことに、山村は日照りが続いたか…

二階堂は探偵だ。しかし、探偵では食べていけないことから、週５でアルバイトをしている。 探偵としての仕事の依頼は月に一回でも入れば良い方で、その依頼も大半は特殊なものだった。いや、…

今は昔の物語。 流浪の法師・道登は弟子である制多の、修行の成果を試験することを思い立つ。 旅の途中立ち寄った天嶮で、空を飛んで見せろと道登法師は弟子の制多を崖から突き落とした。 …

死者と話すことができる。 そんな都市伝説がまことしやかに噂される中、太陽が沈む墓地には人影が伸びていた。 もう一度だけ言葉を交わしたい。 どうしても聞きたいことがある。 胸に…

サイバーパンクのサイバーが、ウィザードな世界。 巨大魔術都市ヘカトリオス 半世紀たらずで地上に出現したその都市は、エルフやドワーフ、多種多様な人種で構成される。 近代的なビルで…

昔出来た友達に会いたいと近くの神社で祈り続ける高校生の佳奈はある雪の日に不思議な青年に出会う。出会った彼は、自分のことを怪異専門の探偵だと言って――！？

那由多莉子(なゆたりこ)はある日目覚めると、十四歳の誕生日から二十六歳になった今ままでの記憶を失っていた。 様子のおかしい両親の言動から莉子は次第に自分の置かれている状況に不信感…

　暦は秋でも夏のように暑かった日が終わり、いきなり冬がきた。木から葉がなくなりオフィス街に凍てつく風が吹き抜ける。 　コートを着たビジネスパーソンが急ぎ足で歩道を進んでいる。急に…

地味な幸運体質の依田（いだ）が幼馴染の甲斐（かい）と恋人になったのは中二の春。 一生そばに居てほしい、と死にそうになりつつも訴える甲斐に寄り添って生きようと心を決めたは良いものの…

　毎年夏休み、俺は家族でじいちゃんのいる田舎に遊びに行く。 　じいちゃんは俺とたくさん遊んでくれて、俺はじいちゃんが大好きだった。 　そのじいちゃんが、死んだ。 　じいちゃんが俺…

姓は藍崎名は瑠々子。見鬼厄除け程度しか能のない半端ものが、異形絡みの厄介事を片付けやす。

しょっちゅう死にかけているせいか、作者はときどき、奇妙な体験をする。 オカルトとは言い切れないけど、なんだか怖い、背筋がぞくっとする……そんな出来事ばかりだ。 幽霊・妖怪・オカ…

※カクヨムコン10短編部門（現代ドラマ・文芸・ホラー）参加作品 街おこしのために町長以下えらいおじさんたちが目をつけたのは、あやかし！ 隣町が幽霊騒ぎでバズってるならこちとらオリ…