片割れが死んだ。そんな入りから始まる本作は、短編という文字数制限ながらに、世界観・登場人物についてが精緻に描かれています。仲介任を名乗る怪しげな男双子の兄と弟。弟の死の理由が明かされる時、そしてそんな兄の心情と、弟の心情に触れた時、ゾッとするでしょうか、それとも面白いと思うでしょうか。僕はどちらも感じて、書き手として凄いなという気持ちと、読み手として他の人にも進めてみたいという気持ちになりました。気になってくださった方は、ご一読してみてください。
ホラーとミステリーが見事に融合しており、短編以上の満足感でした。読めば読むほど引き込まれていくようなストーリーで、最後の1ページを読むかどうかで見方も大きく変わってくると思います。こんなに短編で満足できる作品は珍しいかと、、、この作者さんの物語はどれもクオリティが高いので、強くおすすめします!ぜひ色んな方に読んでもらいたい作品です。
読み進める程にひきこまれていきました。最後の展開も良かったです。
感情の動きが見えて、引きが上手く、凄い読みやすいです。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(211文字)