概要
何度も歩いた通勤路。ずっと見てきたビルの合間に小径なんてあっただろうか
暦は秋でも夏のように暑かった日が終わり、いきなり冬がきた。木から葉がなくなりオフィス街に凍てつく風が吹き抜ける。
コートを着たビジネスパーソンが急ぎ足で歩道を進んでいる。急に足を止めると首をかしげた。歩き慣れた通勤路で不思議そうな顔をすると、引き返してビルの隙間を見始めた。
コートを着たビジネスパーソンが急ぎ足で歩道を進んでいる。急に足を止めると首をかしげた。歩き慣れた通勤路で不思議そうな顔をすると、引き返してビルの隙間を見始めた。
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