「カクヨムコン10「短編」」を含む小説

ヴァレリア王国には噂の庭師がいる。 庭を与えられた平民が大金持ちになった。 閉店寸前の寂れた食事処が王室御用達店に変貌。 その庭で過ごした主人の大病が完治した。 どれも信憑性…

【ほろ酔い気分でほっこり出来る先輩後輩ラブコメ。カクヨムコン10短編・ラブコメ部門週間2位感謝!!】 大卒で大阪本社の老舗家電メーカーに勤めて早や６年。 入社早々から営業職として…

この人生が全部、夢だったらいい。 目が覚めたら幸せな人生が始まる――そう思えば全部、全部全部全部、許せる気がするんだ。 12/2：完結しました！ 全4話で構成された短編作品です。

　夜、川の字に敷かれた布団に潜って 　聴く 　母の語り聞かせが 　ボクは大好きだった。（全４話） ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ▶同題異話 ・タイトルが「おやすみ映画館」…

「貴女とは、どこかで会ったことがありますか？」 桜の樹であるわたくしに、突然お声をかけて下さる殿方が現れました。その方はわたくしに「名前」をつけて下さって── 昭和初期の日本…

いろいろ辛いことがあった時も、腹は減る。 そんな時何かお腹に入れると落ち着く時もある。 「小烏さんちの台所」で登場したことのある料理です。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊…

梶山優希は、十三歳の中学一年。ピアニストとしての成功を母親から期待され、日々の厳しい練習の中で心身を消耗させていく。 無意識のうちに助けを求めた彼の元に現れたのは——。

【カクヨムコン10短編 (エッセイ・ノンフィクション短編部門) 応募作品】 宿命の科学と運命の哲学を探求する随筆文（エッセイ？）集。 星の運行がもたらす因果のパターンを観察し、…

ある日のことだった。 一人の青年が腰かけながら、心に秘めた愛を詩にしようと試みていた。 「あら？　どうしたの？」 そんな青年に声をかけたのは、彼が密かに思いを寄せる幼馴染の…

　人生は選択の連続だ。岐路なき人生など存在しない。 　進学、就職、結婚みたいに、わかりやすい人生の節目では必ずと言っていいほど大きな選択を迫られる。 　けれども人生の岐路は、…

アルバニー大公国の公爵令嬢ディアーヌは、公爵である父を助けて、領地経営に励んでいた。 領民にも慕われていた公爵家だったが、ある時、公爵は国家反逆罪に問われ、収牢、その後、牢内で死…

短編全９話／僕の周りには怖い人がたくさんいるのですが、その中でも一番怖いのが、リサ。 ——あ、友達じゃなかったのかも……。 と思った時の話です。

【カクヨムコン10 エンタメ総合短編】応募作品 星霊(ネビュラ)を視る力を持つ少年・宙太は、未来都市・アルカディアで平穏な日々を送っていた。しかし、銀河の森での儀式を通じて姉・…

深夜、篠突く雨の帰り道、香芝孝介は奥まった路地で不思議な店と遭遇する。 その仄明るい店内に彼が見たものとはいったい。 ちょっぴり京極夏彦風の怪奇短編。 お部屋を暖かくしてから召…

自分、アラサーにして自閉症スペクトラムと診断される。不幸中の不幸せにして、心療内科医が全くアテにならず、毒親は偏見をあからさまにするのみ。奮闘の末の結婚を機に、自閉症スペクトラム…

カクヨムコンテスト10短編　応募作 本当は行かないでほしい。 だけど、あなたは行ってしまうのね……。 その背中に、私は呟く。 「絶対に戻ってきてくださいね」 それは一方的な、…

タバコを吸い始めたのは、二十歳の春。 あの頃の恋は、タバコの煙と一緒に心を燻らせていた。 今、喫煙所で交わす何気ない会話の中に、新しい火種が潜んでいるなんて、思いもしなかった。…

商人の息子ザヒトは、市場で見た宝石獣を自分の手で捕まえようと水晶の森へ行く。 そこには、身体の一部を結晶化させた不思議な生き物たちが棲んでいた。 宝石獣を狙う密猟者たち、宝石獣…

　ひと昔まえの、船のトイレでの出来事です。いや～、まさかあんなことが起こるなんて。船のトイレならではの怖さ。あなたはこの話で、怖がってくださるでしょうか？　それとも……

なぜか、高校二年に上がってから毎日見る手紙。 差出人は不明。 いったい誰が書いた手紙なんだろう。 手紙にはごく普通の内容が書かれている。 他愛もない内容。 でも、それは違ったの…