「もののけ」を含む小説

目覚めたら、そこは幕末……？ 男子高校生だったはずの勇生は、幼い少女ユイの姿になってしまった。 このまま歴史通りに進めば郷土は破滅まっしぐら……⁉︎ ユイ（勇生）には特殊能力…

影森　光(かげもりひかる)…全寮制男子高校の１年生。中３の時に母親が死亡。その後父親がほとんど家に帰って来なくなる。あることをきっかけに、一度入ったら出られないと聞いた天狗山に自…

皇帝の突然の崩御によって、国宝である護（まも）り刀の力が失われてしまった、皇雅国（こうがのくに）。結界を失い、『あやかし』に村ごと食われて天涯孤独の身となった沙夜（さよ）は、祖母…

「お金が、ない――」 拝啓　去年のわたし 知ってました？ お金がないって、やばいんです。 お先真っ暗。ほんとに真っ暗――。 なんとしてもバイトがしたい女子大生・鏡餅子が偶…

【お陰様でPV1000突破】 平安時代初期、小野篁（おののたかむら）という男がいた。 文武両道の貴族であり、一度は遣唐副使に選ばれるなど出世街道を歩んでいたが、朝廷のやり方を批判…

たぶんオレは恋をしている。 でもなぜ急に？ ずっと近くにいたのに、これまで気にならなかった。 想いは本物なのか、それとも――？ ※この物語は、法律・法令に反する行為を…

とある田舎町で公務員陰陽師をしている青年、宮澤美郷（みやざわみさと）。彼の今回の仕事は、桜の枝を盗む花盗人の捕獲だった。 何とか捕まえようと、犯人だった下っ端天狗に飛び付いた美郷…

ある日、いきなりあらわれたオレンジ色の訪問者。 毛がふさふさで、小さくて、調子っぱずれのカワウソ（もどき）が私に告げる。 「ウソはついちゃダメ！」 「は？」 妖怪？　神様？　…

古い屋敷に祖母と住む菫。 この屋敷にはクダという不思議なものも住んでいた。 四季の訪れと共にゆったりと流れてきた時間は父の再婚で狂い始めていく。

祖父の家で出会った少年は、いつまでも歳をとらなかった。 かつて祖父が住んでいた田舎の一軒家に帰ってきた高尾が語る、兄ちゃんの思い出と夏の終わりの物語。

皇帝の突然の崩御によって、国宝である護（まも）り刀の力が失われてしまった、皇雅国（こうがのくに）。結界を失い、『あやかし』に村ごと喰われ天涯孤独の身となった沙夜（さよ）は、祖母の…

陰陽師安倍晴明はある術で、高僧の病を治すのだ。 自主企画の中に、「妖怪」に関するものが三つもあったので、書いてみました。

　寒い日が続くと物悲しくなって人肌が欲しくなる。街を歩いてると幸せそうな恋人たちを見てうらやましく思い、自分も相思相愛になりたいと想いが芽生えてくる。――欲が目覚めると闇が動く。…

『稻生物怪錄』『三次實錄物語』『稻生物怪錄繪卷』 【カクヨム公式自主企画】怪談・都市伝説・昔話の二次創作大募集！！ ～日本の「語り継がれるふしぎ」を書き換えよう～　参加

ひねくれていて可愛げのない貴船千鶴は哀しいことに人間の友達ができないまま小学校六年生を迎えてしまった。給食を食べ終えた彼女は昼休みを過ごす友達も残念ながらいないので、今日もトイレ…

もののけは、人のすぐ近くにいる。昔話や伝承で見聞きする妖怪たち。それらと人間との境界はとても曖昧で、時に人間のほうが残酷である。

１度好きになったら、お得意のラブレターを書いて告白を重ねてもフラれ続ける男子、国白史朗（こくはくしろう）。 今度好きになった相手は学園でも無類の可愛さを誇る同級生の美少女、古井深…

思っているより近くにある不思議な話を誰かに聞いて欲しかった。 見えないものも此処にはちゃんと存在しているんだ。

高校生のすみれは母親と二人で暮らしていたが、身体を壊した祖父との同居を求められる。祖父を嫌うすみれは拒絶するも、大学進学と天秤にかけられ苦悩する。そんな時、ひょんなことから殺人サ…

　ごく普通の高校生・江口克実は、夏休みの期間だけ近所の大学の民俗学の教授・黒澤の元でアルバイトをすることになった。 　黒澤は大学の資料室棟に住み込み、その怪しい風貌から『怪人』…