概要
そりゃ知らんわ。カワウソだもの。
ある日、いきなりあらわれたオレンジ色の訪問者。
毛がふさふさで、小さくて、調子っぱずれのカワウソ(もどき)が私に告げる。
「ウソはついちゃダメ!」
「は?」
妖怪? 神様? よくわからないヘンテコな生き物に振り回される高校三年、冬の物語。
全15話、約36000字の中編です。
※ かわうそ祭り開催中!
参加者一覧(五十音順)
安佐ゆうさん 「カワウソが憑いてきました」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891658697
うみさん 「探偵総士の事件簿~VOL.1 謎の物体が中州に~」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893047039
小鳥屋エムさん 「餌召喚から始まる異世界無双←ウソ! あと僕は餌
毛がふさふさで、小さくて、調子っぱずれのカワウソ(もどき)が私に告げる。
「ウソはついちゃダメ!」
「は?」
妖怪? 神様? よくわからないヘンテコな生き物に振り回される高校三年、冬の物語。
全15話、約36000字の中編です。
※ かわうそ祭り開催中!
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安佐ゆうさん 「カワウソが憑いてきました」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891658697
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!嘘つきはカワウソの始まりだよ……
受験を控えた女子高生の前に現れたのは、カワウソ。しかも喋るし、「それ以上ウソをつくとカワウソになるよ」と警告までしてくる。むしろカワウソになるんならご褒美じゃん、可愛いじゃん……と思うのはダメ人間ということで、こちらの主人公は殺虫剤で退治しようとしますが。
嘘をつくことが日常化している主人公とそれを阻止しようとするカワウソ。
受験や親子関係、恋なんかも絡んできて、精神的に追い詰められていく彼女ですが、ほっこりとカワウソが寄り添い、助言します。
コメディかと思いきや、ハートフルな展開にほろりとくる、素敵な物語です。
予想外のラストには、じーんっと感動しました。 - ★★★ Excellent!!!もう嘘はついちゃダメ。カワウソになっちゃうよ!
ちょっとした冗談。
悪意の無いお遊び。
だって、みんな笑ってるよ。
生活に潤いを。
アヤが嘘をつくのは趣味のようなもの。
誰も傷つかないならいいじゃない。
さて。今日はどんな嘘をつこう。
そんなアヤの元に現れたのは、オレンジ色のカワウソ。
「君は嘘をつきすぎた。百八回嘘をついたらカワウソになっちゃうよ。あと二回だね」
怪しいけれど、下らないと切り捨てるのはちょっと怖い。だって、カワウソが喋っているのだから。信じられないことだって起こるのかもしれない。
突然現れたカワウソの目的は?
アヤはカワウソになっちゃうの?
ちょっと胸が痛くて、それから温かい。
そんな物語でした。