「腕だけ」を含む小説

僕は、彼女の腕の中で、静かに最期を迎えようとしていた――

世間にはびこる犯罪者たち。 その中でも、殺し屋を専門とした殺し屋ゴロシという職業がある。 ある所に沙霧という少し変わった殺し屋ゴロシがいた。 年齢どころか性別も不詳。殺しの腕は…

「ママー！　見て見て見て、わんこ拾ったの！」 帰ってきたニコラは両腕に茶色の子犬を抱えていた。 ――子犬？ ニコラの母で、魔女の師匠でもあるジゼルは首を傾げる。 魔女と家来の物…

　ユキは彫刻作りをしている。そんな彼が突如この国の王子に呼ばれ、遺跡の碑文の修復をその彫刻の腕を見込んで頼まれる。 　この世界の文字を知らないが、碑文の内容を暗記している少女アレ…

ある世界に天才料理人がいた。 ↓ 神にその腕を認められる。 ↓ なんやかんや異世界に飛ばされた。 ↓ ソコはレベルやステータスがあり、HPやMPが見える世界。 ↓ ソコの食材を使…

ある２つの企業間での激しい対立は、ＶＲ操作でロボット同士を闘わせる『筐体闘技』の勝敗を以て決した。 ＡＴＲＡ側の勝利に大きく貢献したのは、筐体名『ＥＮＳ』。製作者も操縦者も不明の…

騎士たちが剣を並べ、魔法使いがその魔力であらゆる奇跡を成し遂げていた時代は既に過去。 長きに渡る世界戦争と、それに伴う世界荒廃・技術発展を迎えすぎた魔法世界は、人間、ドワーフ、エ…

１９３Ｘ年 世界は大規模な戦争状態へと突き進んでいた。そう後の世に第二次世界大戦と呼ばれる戦争の始まりである。 そしてその波は日本も例外なく被った。日英同盟に基づきイギリス連合軍…

『もしも自分が死の場面に立たされたら。あなたはどうしますか？』 自分の死を覚悟した時、黒服を着た男が目の前に現れ、一つの『腕時計』を渡された。 そこに記されたタイムリミット。…

外界を海で囲まれた四神国。 西方に位置する西海国の姫、瑤華は父の代わりに西海国の主神・応竜を夏南国の首都・朱江へ迎えに従者の尚香と咲耶と一緒に旅に出た。 途中の天涼という町で、不…

☆第2巻発売から2ヵ月を記念して、6月17日～19日にかけてWEB版の全章を完全公開します！　書籍版第1巻との違いを是非お楽しみ下さい 　・6月17日7:00～　第二章「春霞の…

道化師の青年・アーサーは、自身が所属する一座を若くして率いるほど、演者としての腕を持つ人物であるが、性格としてはひとに対して心のない振る舞いを平気で行い、いつも団員たちを困らせて…

　クールビューティーな上官殿が、爆乳豪腕ビッチ姐さんにガンガン迫られ、頑張って自我を保つお話です。 　時おり見かける、「５ページくらいでもうイチャイチャ」のようなスピード感に…

　惑星クァズーレは、巨大有脚歩行兵器『アーマシング』が、戦場でしのぎを削る世界だ。 　戦場は、巨人たちのもの。 　携えたマシンガンが火を噴き、肩に担いだキャノンは筒音轟かせる。…

手術費が安くて腕のいい医者もそろってる。 そんなギャンブル病棟に盲腸の手術にきた主人公。 さぁ、この中でまともな医者を選んでみせろ！！ ↓前回の投稿↓ 『ヒーロー退職届』 …

「"勇者"なんてのは、いいもんじゃない」 魔王との戦いで全てを失った元勇者は、過去を忘れることもできず、前に進むこともできず、聖アリアトス王国"王都アリア"で何でも屋を開き …

務めていた工務店が倒産の憂き目に遭い、職を失った幸二。 腕の良い大工だった幸二だが、空き巣家業へと、身を落として行く・・・ 盗みに入ったアパートの部屋に住んでいたのは、あゆみ、…

魔導師ギルド≪白烏(アスプロ・コラキ)≫に所属する双子の魔導師アルトとレイン 腕はいいが、物損がひどく破壊神という実に不本意な通り名で呼ばれている。 そんな二人に舞い込ん…

高校二年の篠岡塞（しのおかとりで）。 新年度最初の進路指導アンケートで、将来就きたい職業を「専業主夫」と書いたところ、それを認めない教師たちから注意を受け、アンケートの答えを変え…

山に囲まれたノーヤチケカ王国領には異民族の侵攻や魔物の接蝕から城下を護る三本指の勇士とたたえられる武士《もののふ》がおりました。 ▼メトセキ……勇士のひとり。さざにゃみ使い。水…