「僕ら」を含む小説

　あのＳＦ界の反逆者８８１３７４が、量子論と集合的無意識論とで『青春ブタ野郎シリーズ』を再構成し、その現実的実現可能性を模索する、禁断の二次創作『教えて、理央先生！』第一話、つい…

どこから乗ったか忘れ どこで降りるのか分からず ただ、移りゆくものだけを目に写す

僕は最近悩んでいることがある。 その悩みは、到底他人に理解されることではないし、きっと前例も無い。僕だけが抱える、世界にたった一つだけの悩み。それは、 ――中島友香《なかじまゆ…

土の中、地下2000メートルに位置する「ドーム」に人類が閉じ込められて、220年。彼らは再び地上を目指す。

僕らもう正しく夢を見よう。 どうか安らかな眠りを。 「Looking at the purple color in the morning glow, my body hu…

学園ちまっとミステリ。出来ればシリーズにしたい。美少女とミイラとキツネに囲まれ、かみ砕かれる特別じゃない何処にもいるよ俺少年Ａ。追記：まとめました。

一話完結です。 タイムカプセルの過去を未来に送るということはどのような理由があるのでしょう？ これは二ヶ所の過去から送られてきた手紙の内容。

「あなた、ズレているの。……別れて。」 　肌を焦がすような日差しの真下。僕は、大好きな彼女にフラれた…… 　仲違いした恋人たちの、少し不思議な恋の話。

漠然とした不安感があったのかもしれない、しそうではないかもしれない。でも君はこれを読まないことだってできるし、興味があるなら、紐解くこともできるだろう、或いはね。いずれにせよ、そ…

最弱の暗黒神として生まれた主人公が強い仲間とえっちらおっちらなんでも出せる本を使って地獄開拓に勤しむハートフルなお話。

【300字SS　第四十五回】 使用お題： 　帰る ジャンル： 　オリジナル、ホラー あらすじ： 　夜までに帰れなかった父が、玄関から僕らを呼ぶ。けれど、出迎えてはいけない。 …

「私の消化器官・・・！！」 ある日、『小数点以下の人数』が存在する現代の日本で、僕の彼女は頭部のみになってしまった。 食事をとる度首の断面から食べ物をこぼしてしまう彼女の顔か…

LisPon×カクヨム”最後の五分間”小説×朗読コラボレーション・コンテストに参加する作品となります。 シュレディンガーの猫を知らなくても、問題なく読めると思います。

笑顔にも似た乱杭歯の威嚇を繰り返しながら、同族食いをするヌートリアたち。 言葉を持つ一匹だけが、互いを食べることを軽蔑していた。 やがて若いメスに他の食べ物の味を教え、同族食いと…

僕の名は月ノ下真守。都内の私立天道館高校に通う１７歳だ。 少し前からクラスメイトの星原咲夜と放課後に勉強会をするようになったのだけれど 些細なきっかけで隣のクラスの女子が僕らにち…

少年は五分に魅力を感じた。 自分の人生の時間軸の中で、五分間という短い時間をすくいあげて覗き込むのに飽きてしまった。 いよいよ彼は、他人に手を出した。 彼が覗いた先に見えたのは、…

未来。科学や技術は発展するだろうけど。 僕らはまだ、囚われたままなんだろうな。 　　　 　　『ニコ生「カクヨム甲子園2018」特別番組企画　～蒼山サグ先生がキミの物語を添削～』…

【書籍版発売中】 ※カドカワBOOKS様より、2017/6/10発売！ 　第二巻10/10発売！　web版にはない新規エピソードも追加してあります！ ◆カクヨムブログ紹介記事◆…

生まれた時から共にいる僕と彼女。 僕らには互いしか見えていない。僕は彼女が隣にいれば何もいらなかった。 でも、彼女は少し違うようで……。 幼馴染と過ごす、最後の5分間。