勇者召喚が似合わない僕らのクラス

作者 白神 怜司

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「これは酷いキャスティングミスだ」と思わずにはいられなかった 白神 怜司

 ――「勇者召喚」。
 とち狂ったクラスメイトがいたり、ちょっとついていけない気持ち悪さを発揮しそうな主人公体質のクラスメイトがいたりする中で、普段は目立たなかったりいじめられている生徒が、異世界で得た力によって誰よりも強くなったりする、最近のライトノベルでもよく使われる題材だ。

 ――――僕のクラスは、まずそんなものは似合わない。

 特にいじめなんてないし、これと言って先述したような類のタイプもいない。要するに、勇者召喚なんてものがまったくもって似合わない、そんなクラスだからね。

 ――――なのに、だ。

 よりによって僕らは召喚されてしまい、与えられたスキル。

 ――……えっ、何これ【スルー】ってどういう事なのかな?
 周りから上がる声からも、お世辞にも戦いに向いているようなスキルが一切聞こえちゃこないんだけども。

 あぁ、まったく。
 心の底から――「これは酷いキャスティングミスだ」と思わずにはいられなかったよ。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



「チート? レベルを上げてステータスを上げろ? それ、僕に対する嫌味ですか?」
「真正面から戦えって? あはは、無茶言わないでよ。使えるものはとことん使うに決まってるじゃない」

 そんな主人公――高槻 悠――の物語が、ここに開幕する――――。

目次

連載中 全92話

更新

  1. Ⅰ 「これは酷いキャスティングミスだ」と思わずにはいられなかった
  2. 0-1 これは酷いキャスティングミス
  3. 0-2 オリジナルスキル
  4. 0-3 僕のこれから
  5. 1-1 突撃ジーク侯爵さん
  6. 1-2 原初と固有の違い
  7. 1-3 僕らのリーダー赤崎くん
  8. 1-4 迷宮都市とエルナさんのお兄さん
  9. Ⅰ 前編終了時 キャラクター紹介
  10. 幕間 キャラクター紹介
  11. Ⅰ 後編 魔族エキドナ襲来
  12. 1-5 魔導銃と冒険者ギルド
  13. 1-6 もはや黒歴史としか言えない
  14. 1-7 「これじゃない感」
  15. 1-8 僕はやっぱりぼっちなんだと思う
  16. 1-9 冒険者してるクラスのみんな
  17. 1-10 決意と理由
  18. 1-11 湖畔の戦い Ⅰ
  19. 1-12 湖畔の戦い Ⅱ
  20. 1-13 日常への帰還
  21. 1-14 Ⅰ Epilogue
  22. キャラクター紹介&幕間・小話
  23. 第一部終了時 キャラクター紹介
  24. 悠が眠っている日の一幕 『女子会』
  25. Ⅱ 迷宮都市で最も恐れられる男
  26. 2-1 Ⅱ Prologue
  27. 2-2 〈傍観者〉と【スルー】
  28. 2-3 僕の時代がやってきた
  29. 2-4 獣人姉妹のファムとリルル
  30. 2-5 〈知の精霊〉と僕の方針
  31. 2-6 僕の為だけに僕は動く
  32. 2-7 幼女の取り扱い方
  33. 2-8 謎の素材
  34. 2-9 〈魔熱病〉
  35. 2-10 いないはずの少女
  36. 2-11 文化侵食の塊
  37. 2-12 役者は揃う
  38. 2-13 悠による断罪劇場――赤崎真治
  39. 2-14 誰が為に描かれたシナリオ
  40. 2-15 誰が為に描かれたシナリオ Ⅱ
  41. 2-16 そして舞台は、終幕する
  42. 2-17 祭りのあと
  43. 2-18 Ⅱ Epilogue
  44. 第二部終了時 キャラクター紹介
  45. 第二部終了時 主要キャラクター紹介
  46. 幕間章 「高槻 悠」を知った日
  47. 幕間章 Prologue
  48. 幕間章 袋小路の少女達
  49. 幕間章 咲良と悠
  50. 幕間章 真治が見た、異質
  51. 幕間章 知ること ≠ 理解すること
  52. Ⅲ 世界樹とエルフの涙
  53. 3-1 Ⅲ Prologue
  54. 3-2 エルフと精霊
  55. 3-3 エルフの国、ラティクス
  56. 3-4 異文化
  57. 3-5 ハイエルフ
  58. 3-6 不穏な空気
  59. 3-7 〈界〉での邂逅
  60. 3-8 「高槻 悠」
  61. 3-9 〈エスティオの結界〉
  62. 3-10 リティさんと僕
  63. 3-11 ラティクスの死闘 Ⅰ
  64. 3-12 ラティクスの死闘 Ⅱ
  65. 3-13 ラティクスの死闘 Ⅲ
  66. 3-14 ラティクスの死闘 Ⅳ
  67. 3-15 反撃の狼煙
  68. 3-16 悠の新たな戦闘法 Ⅰ
  69. 3-17 悠の新たな戦闘法 Ⅱ
  70. 3-18 「認めない」
  71. 3-19 Ⅲ Epilogue
  72. 第三部終了時 キャラクター紹介
  73. 第三部終了時 キャラクター紹介
  74. 日常編
  75. 日常編 悠と咲良
  76. 日常編 楓が見る恋
  77. 日常編 赤崎くんの淡い恋
  78. Ⅳ 信じる少年、信じた少年
  79. 4-0 Prologue
  80. 4-0 Prologue Ⅱ
  81. 4-1 神対応の陛下
  82. 4-2 派閥問題
  83. 4-3 幽霊屋敷?
  84. 4-4 『審判の神』
  85. 4-5 ヨロズ屋、始動
  86. 4-6 兆候
  87. 4-7 地下牢
  88. 4-8 貴族派の役割
  89. 4-9 一夜
  90. 4-10 アーティファクト
  91. 4-11 王城書庫
  92. 4-12 魔導書と〈原初〉
  93. 4-13 男三人
  94. 4-14 魔導結界設置作業、始動
  95. 4-15 交わした約束
  96. 4-16 王都の中心
  97. 4-17 赫月の一日 Ⅰ
  98. 4-18 赫月の一日 Ⅱ
  99. 4-19 赫月の一日 Ⅲ
  100. 4-20 赫月の一日 Ⅳ
  101. 4-21 赫月の一日 Ⅴ
  102. 4-22 Ⅳ Epilogue
  103. 幕間章 残された勇者達 & キャラクター紹介
  104. 幕間章 それぞれの魔導書スキル

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小説情報

勇者召喚が似合わない僕らのクラス

@rakuyou1214
執筆状況
連載中
エピソード
92話
種類
オリジナル小説
ジャンル
異世界ファンタジー
セルフレイティング
残酷描写有り 暴力描写有り
タグ
異世界 勇者召喚 主人公最弱 被召喚者全員が脇役系 カクヨムオンリー ライトノベル 一人称主体 迷走するシリアス
総文字数
613,231文字
公開日
最終更新日
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