「実は知ってます 短編」を含む小説

死ぬために異世界旅行会社を訪れた女性と、食いしん坊（？）の異世界旅行添乗員の美味しい旅。 「生死」とは？　「幸福と不幸」とは？ そんなことよりも、美味しい物を食べませんか？ …

二十歳を迎えようとする大学生の『僕』は恋をしていた 相手は『僕』より３つ年上の、美味しいミルクティを淹れてくれる、白色が良く似合う女性だった。休日には彼女のマンションでトランプ…

大学時代。 １人暮らしをしている自分の部屋には、１つの貯金箱があった。 見た目は、虎のぬいぐるみ。 背中からコインを入れるやつだ。 それから、コインを入れる時に、ガオ～って鳴くん…

　ようこそ、横浜海風高校 放送室へ。 　UBC――海風 放送委員会――の長たる私、白河神楽が歓迎します。 　――なんちゃって。お堅いのは苦手なんだよね。どうぞ、その辺の椅子に…

甲子園にちなんだ短編を書かせてもらいました。 甲子園で思わぬことが起きたとき「甲子園には魔物が棲んでいる」などと言われますが、そのフレーズをテーマにした、元高校球児のお話です。 …

　雑誌モデルの遠野響（ひびき）と大学生の能（あたる）はある日、事故に遭い大怪我をする。ある使命を果たすために地球へ来た、事故の原因である宇宙管理者の二人ドルとマズは、二人の身体に…

　メリーさんって知ってる？ 　少女が引越しの際に古くなった外国製の人形を捨てていく。 　その夜、電話がかかってくるんだ。 　「あたしメリーさん。今ゴミ捨て場にいるの…」 　電…

お盆の暮れの頃、私は川で溺れてしまって見知らぬ少女に助けられた。でも、彼女はどうやら私のことを知っているようで……

夢に現れた見知らぬ単語、調べてから初めて知った意味。 生い立ちとの奇妙な一致、そうして訪れた死という結末。 単なる偶然でしかなかったのか。 意味を見出すのは無謀だろうか。 不思…

あなたは、「ヨシミサン」を知っていますか？ いわゆる「都市伝説」と呼ばれるものなのですが… …今、聞いたことあるかも、とか、知ってるかも、とか思ったあなた、ウソツキですね？ だ…

幼少期、 生死を彷徨った男性は、夢の中である少女と出会った。 そこは、知らない病室、長い廊下……。 少女との夢が男の記憶の始まりであった。 そして、知らない家族、ワケのわからない…

　小学生のぼくは極度の怖がりで、ちょっとした物音や人影にも驚いてしまう。でもそんなぼくのことを知っていながら、きいちゃんはことあるごとに怖い話を聞かせてくる。そんなに怖い話ばかり…

政府の要人が次々殺される事件が起こる。遺体は一様に右腕を切り落とされており、犯人は同一人物と見られていた。十五の被害を越えたころ、政府は秘密裏に、とある私立探偵に事件解決の依頼を…

月明かりの下、深夜に一人で煙草を吸うのが趣味だった主人公は、同じように煙草を吸う女性に出会う。 夜空の下でのみ、一服の数分間の時をともに過ごす二人。 逢瀬を重ねる度に主人公は彼女…

Twitterのフリーワンライでたまーに参加して書くであろう産物置き場です。 カクヨムシステムをまだ理解出来てない新参のダラダラした文。短編苦手なので即興で話を組み上げてライティ…

『君想フ銀ノ雨　君慕フ金ノ庭』スピンオフ作品です。 結婚前に知った衝撃の事実。 後戻りできない現実。 誰にも明かせない真実。 彼女の流す涙が吹き荒れる桜吹雪をさらに乱れ舞わせ…

「好きな人がいるんだよね」 きっかけは些細なことで、だからきっとキッカケなんてなくてもいつかはこうなっていたのかもしれない。 小さい頃からずっと一緒だった幼なじみの亮太とはなん…

男には記憶がなかった。 今までどうしていたのか、自分は何者なのか、どうしてこの曰くのある町に居るのか。 何もかもを忘れていた男は、しかしたった一つ、覚えていたことがある。 それは…

僕はツンデレを愛している。 ツンデレこそこの世の正義であり、至高の存在だ。 彼女のツンデレこそ、僕の心を満たしてくれる最高の贅沢。 さあ、今こそデレる時だ！

僕は、毎朝見かける彼女にいつの間にか恋をしていた。ただただ彼女を見つめるだけで幸せだった。それでも、このままではいけないことも心のどこかで分かっていたー―。