「ＳＦ・ファンタジー」を含む小説

少年は病院で目を覚ます。 そこには見知らぬ初老の男性が。 その男は俺にこう問うてきた。 「世界から消された気分はどうだい？」 少年は、自身の抱える異能の力に悩み、苦しみ、葛藤しな…

　あの日。午前の講義を終えた僕は、サンエー那覇メインプレイスにいた。 「ねえあなた、石、要らない？」 　突然現れた〝やけに唇の赤い女〟から渡された謎の石。 　そして――僕の日常は…

幼い時に『フランケンシュタイン』を貪るように読んだ。 「小説は悲劇的だったけど、僕ならきっと可愛い女の子を造って、ずっと幸せに過ごすのに！」 そう強く感じたあの日から、僕は理系の…

　第五龍暦二千二十八年。ついに大陸西方の覇権国家の『レイヴン王国』を下した西方のアーシアン勢力『革命同盟』は、人の解放と称して龍が統治する大陸南方の大国『龍王議会』との国境に大軍…

　神々や魔法が実在する異世界、秋津洲皇国の帝都新京で、女子大相撲の美少女力士天ノ宮は悩みを抱えていた。それは幕下の壁を突破できないこと。幕下を突破すれば十両として関取になれるが、…

失恋で自暴自棄になった武器屋NPCジョナサンが、魔王を倒して冒険者から大ブーイング！ 冒険者に絡まれ、トラブルに巻き込まれ、システム崩壊寸前！ ファンタジーMMORPGの世界でN…

ある日僕は気が付いた。あらゆる所に、僕の人生のセーブポイントがあることに。

とある国に、『三日間だけ祭りが行われる街』というものがありました。

異世界転移を果たした少年、コーノはとある遺跡で呪われた。医師も匙を投げかけた。 エルフの友人、リチアは「呪いを解くのは、君に限っては難しいんだ」と、その理由を話してくれた。

誰もいない世界を神に願ったことはあるだろうか？ ― 他人との関わりを避けて生きる六郷夜介（ろくごう・やすけ）は、ある日、誰もいないモノクロの並行世界に入り込む力を手に入れる。ひと…

海と龍の星アルマナイマには二種類の知性体がいる。ヒト型の海洋放浪民セムタム族、そして巨大な龍たち。 彼ら彼女らが真っ向きって闘う＜龍挑みの儀＞を言語学者アムが突撃取材！ 今回はと…

海洋放浪民セムタム族は成人の証に刺青を彫る。 その様子を取材する言語学者アムは、新成人の背中から刺青が逃げるという珍事に遭遇してしまい……！？ アルマナイマシリーズ初めての方にも…

　あわてんぼうのサンタクロース。 　そんな名前の歌があったはずだ。 　クリスマスよりも前にやって来て、鐘を鳴らしていく、たったそれだけ。 　それなのに、昔はずいぶんこの歌を気に…

　とある異世界に存在する国家「ミドガルド」この世界では魔法が存在し、次期国王の座を狙う3つの勢力が日夜戦乱により火花を散らしていた。 　メアリー派のリデル家その侯爵令嬢であり、寄…

「忘却の霧」が地上を覆いつくした終末的世界を、旅好き美少女ハナと陽気なオウムが気ままに旅行するディストピア的ヒューマンコメディー。旅先での一癖も二癖もある人との出会いが、ハナ達を…

４話から読まないで下さい。 アピス！？誰それ私はラティス！の主人公で、短編恋愛ものを作ってみましたが、 最後は登場人物ふたりの勢いに・・・・負けてしまいました。

時は20××年。 日本国民は政策により感情を奪われ、国のためだけに動く機械として生活していた。 まるでモノトーンの監獄、まるで無機質なディストピア。 それを変えようと動き出すの…

伊織とハルの宇宙の中心で愛を育む物語は幕を閉じた。しかし、二人の愛に終わりはない。秘密を共有し合う限り、二人の青い春はいつでも始まる。 もう少しだけ、伊織とハルの日常を楽しんで…

　400文字から500文字の掌編です。内容は即席で書くので、私の手癖が出て海外の発酵食品くらいクセの強い風味となっております。とりあえず一口食べて（一作品読んで）みてください。食…

今から八百年前。 この星【ルーファ】で世界中を巻き込む大戦争があった。 その戦争で人間が犯した最大の過ち、それは――月の破壊――。 後に【月の裁き】と呼ばれることとなるこの出来…