「雰囲気だけ」を含む小説

雅楽奏者の景時と愛笛の“もみじ”が織りなす、平安時代の日常に出会う不思議な物語。 気位の高い“もみじ”と、純粋で少し天然の景時との会話も小気味よく、平安時代の雰囲気を楽しみながら…

　大橋元木は、現在、大学の文学部に通う三年生。 　しかし、現在は新型コロナ禍で外出自粛真っ最中。 　サークルで集まって飲みなどもっての他という風潮。 　そんな中、マッチングアプリ…

　現在時刻は２１時。そして、電車の事故によって出発は翌日の深夜１時。 「ねえ、おなかすいたしさ、夜食でも食べない？」 　思わぬトラブルによって立ち往生となった兄と妹は、付近…

食い逃げの罪によって指名手配犯になったガロン。警察の手から逃げるためにガロンが逃げ込んだカフェは、まさかの指名手配犯限定のカフェだった。最初は戸惑っていたガロンだが、少しずつ店の…

ある異世界。そう遠くない今の話。 かわいそうな金切り鋏のお姫様は異世界から来た勇者様と出会いました。 しかし、姫様は悪い悪い姫様です。だから、悪い王様とはお似合いなのです。 そし…

◯プロローグという名のあらすじという名の説明 「君はどう思う？」 文芸部の部長である先輩は、何かにつけて部員である僕に質問を振ってくる。 それは学校生活だったり、夢について…

いつかは分からないが、ここには昔から恐竜センターが建っており、不気味な雰囲気を漂わせている｡

その日の出来事をAIが予測する事象予報が存在する2050年の日本。 主人公・高校生の蒼汰は、どこか不思議な雰囲気の少女・美青と世界最後までの日々を駆けぬける_____。 この世界…

詩腸鼓吹　-しちょうのこすい- 「詩腸」は、詩情のことで、詩ができそうな雰囲気。「鼓吹」は、笛や太鼓を鳴らすことから、鼓舞し、かきたてること。 世俗から気持ち離れて、人生の箸休…

転入してまだ間もない主人公の高遠ユウジは特別校舎から本校舎に戻る途中、下駄箱前で立ち尽くすクラスメイトの麻峰レイに遭遇する。 レイは同じクラスでありながらも、その完璧に近い美貌と…

イケボ大好きOLが恋に落ちるきっかけはいつも、声。 時にはカフェ店員、居酒屋にいたサラリーマンなど―― アタックしても、いい雰囲気になっても毎回うまくいきません。 結婚を控えた…

櫛之汲の連載作品です。 本編はローファンタジー。 第一章は、ノンフィクションです。 設定や草案、とりあえず思いついたこと、創作過程の活動記録もメタに投稿します。本連載は、多数のジ…

「草食アングラ森小説賞」に向けて書きました。ジャンルは異世界ファンタジーと迷った上でホラーにしました。 アングラってこんな雰囲気かな…などと考えつつ書いたので、アングラ感あるなぁ…

コロナ禍でどこにも出かけられないので、せめて物語の中で旅行してる雰囲気だけでも味わえれば……

松前謙介は物心ついた頃から己に付きまとう異形に悩まされていた。 高校二年に進級した数日後、謙介は不思議な雰囲気を纏う下級生と出会う。彼は謙介に付きまとう異形を「近づくもの」と呼び…

ゆあん様の自主企画『筆致は物語を超えるか』第6期『初夏色ブルーノート』参加作です。 「同じ物語を、別の作者が書いたら面白くできるのか」 「月並のプロットでも、書き方によって名作…

　地縛霊が出ることで有名なアパート。お金がなくて住むことになりました。　 　このアパートヤバイです。 　マジでなんかいます。 　なるべくアパートの外で生活するようにしていま…

　人生を全うする人間に置いて時間とは一定のリズムで進行するのが普通である。 　時間は誰から見ても１秒は１秒で1分は1分、と均一に進行する。 　それが誰から見ても普通だし通常、だっ…

散歩の帰りに入ったカフェで流れてきた音楽、そして初夏という季節。そんなシチュエーションが明子に、彼氏の智昭とのある初夏の想い出を蘇らせる。 その想い出はブルーノートとゲーム音楽、…

友人達と共に主人公板見霊太は、地元で有名な心霊スポットに遊びに来ていた。寂れた廃村、薄らと漂う霧、奥に進むに連れ、突如霧が濃くなり、板見は、友人達とはぐれてしまうのだった。はぐれ…