「逢う」を含む小説

出来心で女装して演奏動画をネットにあげた僕は、謎の女子高生（男だけど）ネットミュージシャンとして一躍有名になってしまう。顔は出してないから大丈夫、と思いきや、高校の音楽教師・華園…

仕事を終えた僕は、四年ぶりに勿忘草の苗を購入し、自宅の庭へと帰り着いた。 KAC2020第1弾『四年に一度』の 参加作品です。

遠野まわた。彼女は自分がどう生きればいいのか悩める十八歳の女子高生。 ある日、喫茶室『メロディードール』にて、店員と名乗る幼女に巡り逢う。 少女は、人を想う心に気付いていく。 …

　日々を無気力に生きていた僕はその日余命宣告を受ける。空白に満たされた心に残ったのは在りし日の思い出だけだった。 　過去に一度だけ出会ったことのある湖畔の少女へ再び逢うために、僕…

　夏の連休中、実家に帰ってきた少女、鈴音は、一年ぶりに友達の桜と再会する。 　これは、きっとどこにでもあるような、暑い夏のお話。

３ 「う……ん…………あ……れ、此処……は？」 　仰向けで倒れていた私の視界を支配していたのは辺り一面の霧だった。 　ゆっくりと身体を起こしてみるも、まだはっきりとしない頭と、…

「七夕」をテーマにした短編です（7/7に間に合わなかった……） 一応は恋愛もののはず。ある女の子がずっと会いたかった男の子に逢うお話です。

魔法の国フォルンの隣には魔法封じの国、ボロンがあった。そこ奥深く、洞窟オブディオンには魔石と語り合うフェリル族が住んでいたと言われていた。フォルンから来たアンジェラ・ヴォン・スノ…

小さな田舎町に暮らす中学二年生――黒崎雛乃は新学期の朝、見覚えのない女の子と逢う夢を見た。 摩可不思議で名も知らぬ彼女を考えながら登校したが、すると学校内で、確かに夢に出てきた…

它翅 ‏ @kutinawatubasa　（Twitterログ1月18日～ 朽縄は静寂を好みます 少々荒っぽく 慾、刎ねるので 美しく華散ら慕いと 舌で絖つけるのでしょう で…

コンクリートに生き埋めという、かなり残酷な死に方をした俺は魔物や勇者の住む異世界で新たな生を受ける。 目覚めた俺が転生していたのは生き物ですらなく、魔界一のポンコツ武器だった？！…

虹は七色だと思っていた・・・不思議な少女に出逢うまでは・・・ －－－あらすじ－－－ 虹の撮影に興味を持った主人公は、不思議な虹がよく現れる街の事を知り、撮影旅行に出かける。そ…

＊改行等随時修正中。現在四章まで修正済。 これは瘴気と化物に脅かされる二十一世紀――平正一四七年の大日本帝国での物語。 北陸随一の鬼切りの血を引く少女と、鬼の如き力を持つ愚直な…

カクヨム3周年記念選手権9日目参加作品です。 昔好きだった女の子がいた。 僕はどうしたらいいか分からずに、彼女をいじめていた。 中学校からは離れ離れになって、もう逢うことは…

ここのところ毎晩、同じ夢を見る。 自分が殺される夢だ。

俺、私立探偵、乾宗十郎。 知り合いの弁護士から、彼が顧問をしている大富豪の老婆から『孫の行方を探して欲しい』という依頼を受けた。 　彼女は老婆の末娘が生んだ子で、親に死なれて今…

"片想いする女性のバイブル"とも言われるイーフェニックス社より刊行していただいた詩画集「あの人への想いに綴るうた」の詩をカクヨムにもアップします。 逢うこともできぬまま突然別れが…

「必ず貴方を見つけます」 私はその言葉を最期に最初の死を受け入れた。 これは、最愛の人と再び廻り逢うために何度も死を受け入れ、甦り、当てもなく世界を彷徨い続けるお話。

『全ての人々を幸せにするまで生き続ける』そう精霊たちと契約し、不老不死となった黄金の王カイン。五百年の孤独を生き、ようやく運命の乙女とめぐり逢う。……「ね、カイン様。カイン様が全…