翠碧色の虹
T.MONDEN
序幕:不思議な虹を追いかけて
翠碧色の虹
原作/著作:T.MONDEN
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虹は七色だと思っていた・・・不思議な少女に出逢うまでは・・・
あらすじ
虹の撮影に興味を持った主人公は、不思議な虹がよく現れる街の事を知り、撮影旅行に出かける。その街で、今までに見た事も無い不思議な「ふたつの虹」を持つ少女と出逢い、旅行の目的が大きく変わってゆく事に・・・。
虹は、どんな色に見えますか?
ご注意/ご留意事項
この物語は、フィクション(作り話)となります。
世界、舞台、登場する人物(キャラクター)、組織、団体、地域は全て架空となります。
実在するものとは一切関係ございません。
本小説に、実在する商標や物と同名の商標や物が登場した場合、そのオリジナルの商標は、各社、各権利者様の商標、または登録商標となります。作中内の商標や物とは、一切関係ございません。
本小説で登場する人物(キャラクター)の台詞に関しては、それぞれの人物(キャラクター)の個人的な心境を表しているに過ぎず、実在する事柄に対して宛てたものではございません。また、洒落や冗談へのご理解を頂けますよう、お願いいたします。
本小説の著作権は当方「T.MONDEN」にあります。事前に権利者の許可無く、複製、転載、放送、配信を行わないよう、お願い申し上げます。
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十分ご注意/ご留意願います。
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序幕:不思議な虹を追いかけて
写真撮影・・・今は、多くの人がその気になれば、いつでも写真を撮影できると言える。携帯端末に写真撮影機能が備わっているからだ。そんな俺も、携帯端末を手にした時から写真撮影を行う機会が増え、カメラ専用機(コンデジ)を手にするまでに至った。カメラ専用機の方が手ぶれに強かったり、画角が広かったり、ズーム倍率が大きかったり・・・と、多機能な為である。これまでは主に風景/空/雲の写真を撮影してきた。その理由は、見知らぬ他人様を主体に撮影するのは気が引けるし、何よりご本人様への撮影許可も必要だからだ。風景写真は、そのような事を気にせずに撮影できる上、後で見返してみても、その時の記憶に彩を添えてくれる。また、気軽にデジタル素材として扱えるのも、風景写真の魅力のひとつだと思っている。
そんな風景写真の中でも、特に最近は虹の撮影を行いたいと思っていた。何せ自然の虹は、それ自体が滅多に出逢えない存在。その上、虹を綺麗に撮影するのはなかなか難しく・・・そもそも、虹全体をファインダー内に収める事自体も、携帯端末や標準的なカメラでは困難だったりと、なかなか奥が深い。それゆえ、綺麗な虹が撮影できた時の手ごたえや達成感は、かなり大きいと言えそうだ。
ところで「ブロッケンの虹」というのを、ご存知だろうか? 一般的な虹は、地平線を跨ぐような大きな半円形であるのに対し、ブロッケンの虹は小さく、条件によっては全円だったりする。ブロッケンの虹は、カメラのファインダー内にその姿を全て捉える事も可能であり、今回はそれを撮影できればと、思っている。
ブロッケンの虹がよく現れるという街。その街を目指す列車の揺れは心地よく、高鳴る気持ちを、落ち着かせてくれるかのようであった。
序幕 完
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