「最後の夏」を含む小説

　浅賀光は、初恋という初恋をしたことがないまま、高校三年生まで成長した。勿論、かわいいと思うような女子はいたが、好きかと言われたら話が違う。一生恋愛しないまま、生きていくのかと思…

2021/4/18 ⇒完結まで書ききる＆推敲始め 2021/5/23現在 ⇒書ききる＆推敲しつつ1話から順次投稿していきます。 　詳しくは近況ノートに書かせていただきます。 …

お互いに言い出さなかった関係。その最後のきっかけは、消し忘れたタバコ。 「消し忘れたタバコ」というお題で書いた2000字未満のショートです。

中学二年、夏。幼馴染の百合花が夏休み明けに引っ越すことになった。とても軽く会いに行けるような距離じゃない。多分私たちは疎遠になる。最後の夏、幼い頃から隠してきた想いは重く、育ち募…

俺が高校最後の夏の暑さを感じ始めていたある日 部活動終わりの帰り道の途中で１年生の後輩、南條　奈央（ナンジョウ　ナオ）に呼び止められてから、告白をされた。 彼女は、ソフトテニス部…

高校生最後の夏。 少女は終業式の日の帰宅途中、気がついたら10年前の世界にタイムスリップしていた。 しかも、見知らぬ場所で目の前に現れた年下の少年は、どうも憧れの先生の面影があり…

ピッチャーの大和。キャッチャーの優。マネージャーのさつき。 三人は幼馴染でお互いの理解者だった。 高校三年生、甲子園球場。最後の夏が終わるころ、三人の関係にも微妙な変化が訪れて─…

葵は片想い相手の棗累から弟のバースデーケーキの相談を受ける。 毎年手作りを失敗するからオーダーできる店を紹介して欲しいと言うのだが、葵はこれを突っぱねる。 大切な人へ送る物が他人…

角川高校の剣道部は県の夏試合に出ていた。 二勝二敗の中、舞台に躍り出たのはまだ高校二年生の主将。そして彼を待ち構える強豪各読高校の主将だった。 この試合で負ければ、先輩達の夏が終…

再テストさえ合格すれば終われる補習で、荒牧は最後の一人まで残っていた。ようやく帰ろうとした渡り廊下、ふと学校に響く“夏休みの音”へ耳を傾ける。 ──ペタリ、ペタリ。そこに迷い込ん…

高校には行かずにひとりずっと旅をしている少年、謙人。 廃線になった路線の線路上を歩いていた時に出会ったのは、自らをありすと名乗る少し変わった麦わら帽子の少女だった。 変わってい…

中村小雪は演劇部の三年生。練習を重ねても主役になれない小雪は、同じく悪役ばかりの友人、三井と「いつか二人が主役の舞台を」と夢見ていた。 高校生活最後の夏、卒業公演の演目を決める…

幼馴染という壁を乗り越え高校最後の夏に互いの思いを確かめ合った宮川亮と水島唯。 その数ヵ月後、高校卒業と同時に亮は映画監督という夢を叶えるためにアメリカへ渡ることになる。一方の…

高校生最後の夏の大会、私は四〇〇メートルリレーのアンカーとして最後まで走り続けた。チームメイトと先の大会に進めなかったことを悔やみ、同時にここまで一緒に走り続けてきたことを喜び合…

高校最後の夏は、夏が始まる少し前に終わってしまった。 インターハイ出場をかけた県大会にて惜敗を喫した鶴来さやは、後輩の前では気丈に振舞いつつもその実、内心悲嘆に暮れていた。 一人…

高校２年の克己は何の目標も見いだせない怠惰な高校生活を送っていたが、進級に伴う生徒会委員決めで心ならずも風紀委員長に指名されたことがきっかけで１年後輩の玲子と知り合ってしまう。 …

高校最後の夏、海、欲望

ぱおーーーーーーん

高校最後の夏。部員が足りず、大会出場が危ぶまれる宮ノ下高校軟式野球部の秘策とはなにか。マネージャーの諸岡と一年生の柴田のある夏の日の物語。

ラムネが弾ける。隣で笑う浴衣の彼女。この夏の思い出はここに置いて行こう──。 ※別のサイトに投稿していたものを加筆修正して転載しております。