「ホラーかよ」を含む小説

　事故をきっかけに左眼に彼岸のモノが視えるようになった三ツ國(みつくに)史堂(しどう)は、その左眼に導かれるようにして古道具屋『鬼灯』へと足を踏み入れ一人の青年と出会う。それは古…

ホテル再建記録。海外出向を命じられたホテルマンの西坂は、廃業したゴーストホテル『コブラパレス』を再建することになる。 ホテルの前支配人は失踪を遂げており、四年が経過した現在も行方…

不穏で残酷、可笑しくも後味の悪い一話読み切りホラー短篇集。 （各話約400字～4000字） ファンタジーあり、SFあり、ミステリーあり、気になったタイトルからどうぞ。 物悲し…

小学校五年生の夏、幼なじみの大吉 桐子は、もういじめられていなかった。 ある日、人が変わったような形相でいじめグループの親玉——唐須 葉子——に掴みかかり、指の股に挟んでいた二枚…

第七回こむら川小説大賞「光」参加作品です。 よろしくお願いします。

小説投稿サイト「ヨミカキ」での活動をしている、とある女性ユーザー。 あるとき、知らないユーザーからの「いいね」をもらい、どんな人かと興味を抱く。 柴田恭太朗様の自主企画【三題噺…

　もしも、あなたの人生に実績機能があったら? 　今や多くのゲームに存在する実績機能。 　それはどうやら、我々の人生においても存在しているらしい。 　見えてきた人生百年時代………

私が目覚めると、古びた階段の途中に佇んでいた。 手には、錆びたネジが一つ。 私の記憶がゆっくりと、紐解かれてゆく。それは遠い、罪の記録──。

ソフィア・ハートは、航宙母艦「白童丸」の軍属として乗艦し、売店で勤務することになった。 売店では、隊服や徽章、パソコンのアクセサリから文房具。軍手や工具類など様々なものを販売し…

都会から、我気逢町という田舎町へ引っ越してきた中学生・ナツメ。新しい学校の同級生は皆優しく、楽しく過ごしていた。だが、次第に母親の様子がおかしくなっていく。 一方、フリーターの園…

この家やべぇ。それを自覚したのは生後すぐのことだった。 不仲の両親の間に生まれた俺はこの極寒の冬を生き残ることを考えていた。 そんな最中、熊の襲撃で村が全滅。 生き残った俺はサバ…

あらすじはタイトルの通りです。 万バズしたとあるツイートからインスピレーションを受けています。

時は戦後。怪談師・鶴泉南雲は話の根多(ねた)を求め全国を行脚していた。そんな折、街外れにある廃墟の洋館に、女の幽霊が現れるという噂を耳にする。鶴泉は幽霊に直接話を聞くべく、その洋…

児童虐待、家庭内暴力、快楽殺人、いじめ、ストカー…、ごくごく普通の幸せな家庭を襲う突然の悲劇。逃れようのない袋小路、はらわたをねじられるような苦悶。自身は何も悪くはないのになぜこ…

――1999年・アメリカ―― とある田舎の老人会で企画されたサマーキャンプ。集まったのは、ホラー映画好きの老人達。 舞台は美しい湖を湛えた山奥のコテージ。 ※この小説は202…

はあ…テスト期間なのにさ…なにやってんのさまじで。 どうしても一話完結にしたかったのでちょっと文字数多いかも…

ある日、自分のスマホに心霊写真らしいものが有るのに気付いた。 心霊現象？この現代に馬鹿らしい。とりあえず削除した。また復活した。しょうがないので完全削除した。また出た。 はあ？霊…

【自分の部屋の天井の四隅を同時に見てみよう。大丈夫。何も起きないから。絶対なにも起きないから、大丈夫だから。ね？ね？】 【夜の山をじっと見続けると、何か光るモノが見えるよ。それが…

※性描写というか下ネタがちょこっとあります。 大学二年生の夏休み、と言いたいところだが、俺はまず大学受験をしていなかった。忘れてた。なんか田舎のホテルで七日間働くだけで35万も…

①「とある葬儀の邸苑で」 　恩師の葬儀に参列した際の出来事で、訪れた屋敷で心霊体験をする話です。 ②「とある被災地の瓦礫跡で」 　東日本大震災の取材中に起きた、心霊現象にまつわ…