「#中編小説 #中編」を含む小説

　「現代ドラマの感想を書きます」という私の企画で集まっていただいた、作者さまの作品を紹介していきます。ジャンルは「ヒューマンドラマ(現代ドラマ)」に特化しており、カクヨムで誕生し…

スニーカー文庫主催コンテスト『タイトル斬り！』の参加作品です。 人間と魔族による果てしなく長い歴史にようやく終止符が打たれた。 その要因となったのは、突如現れた世界最強の魔王……

　現世での役割を終えた私は、気がつくと凍りつくような死後の世界に到着していた。そこは中間の世界と呼ばれ、二度目の人生への通過点にあたる場所だった。その世界の館に住む無気味な審問官…

　――少女達は病んでいた。ある者は愛を与えられなかった『シンデレラ』のように。またある者は、出口の無い夢に迷い込んだ『アリス』のように。 　 　国内随一の医療特区、夢宮市。あら…

平凡な整備士坂井直人と常連客の田辺真理子が、真理子の亡き夫が残した物によって非日常に巻き込まれていく。行動を共に芽生える愛情、迫り来る危機を乗り越えようとする男の物語。中編小説

※注：本作品はテレパシーを題材にしたSF小説ですが、一般的な小説のルールを逸脱した手法で書かれている箇所があります。お読みいただく際は予めご了承ください。 ◯カクヨム金のたまご…

病気が原因で恋愛下手になった小島居には盗撮趣味がある。 毎週のように、中央通りのメイドを盗撮をしている。 だが、何度もこの中央通りに通う中、小島居はチェルシーという一人のメイド…

朧月の晩。家の近くに咲き誇る枝垂れ桜の下にある川で、朧はそこで一人の男と出会う。男の名は慎。お互い詳しい事情も知らないまま、意気投合する。「二十歳になったら死ぬ」そう決めていたは…

～始めまして、この御伽噺は目の見えないNと、本が好きなボク、Sの何気無い会話を噺にしたものさ。 　この噺を書こうと思ったのは、この噺がボク達だけの思い出にするには、あまりに輝いて…

砂漠を渡る行商人ファルハが出会ったのは、亡霊を探す少年だった。少年にかかった呪いを解くため、ふたりは月夜の沙漠を目指し旅に出るーー

　最弱ステータスのオッサンが、見知らぬ街で少女と出会い、街の秘密に触れてしまって、さあどうするオッサン。 　少女と、ドラゴンと、オッサンの王道ファンタジー。 面白かったら、レビ…

ディータ・アッカーソンは呪われた絵描きである。彼が生前に発表した唯一の作品。題名すら持たない、美しくも不気味な絵。その絵を買った持ち主は次々に病を患い、例外なく命を落としていった…

※なろうに掲載済みの中編ミステリを、長束直哉／NAGATSUKA Naoya様による自主企画「カクヨムミステリーズ Vol.1」向けに全面的に改稿したものです。 　女子高生五…

　家事や育児に追われる彩花のもとに母方の叔母から届いた小包は、四歳の彩花を捨てた母、久美子の育児日記だった。 「許せって言うんですか。今更、私に、あの人を」 　母の日記を捨てよう…

【あらすじ】 はるか昔、『天の子守唄』と呼ばれる天災によって多くのモノが海によって呑み込まれ、人や物、果ては技術や文化さえも海底に沈められた。かつて人々が築き上げた栄光は海の一部…

結婚した男女に授かった子供が失われて始まる話です。 あなたの時間を私に、２０分だけ下さい。 よろしくお願いします。

　上野公園で老人の変死体が発見された。遺体の状況に不審を覚えた上野南署の刑事、真壁仁は特捜本部の線とは別に、独自にある線を追い始める。雨の日の東京を舞台に、真壁のもっとも長い一日…

　事件の始まりは、上野南署にかかってきた1本のタレコミ電話だった。マンションで発生した小学生の墜落事故が、実は「殺人」だったというのだ。犯人として名指しされた小学生の父親は心臓発…

突如として踵を失った男、貴一。彼はアルバイト仲間を介して、美内という女性と知り合いだ。彼女もまた踵を失って苦しんでいると聞き、その日の夜、男は思い切って彼女に一通のメールを送る―…