「いらない」を含む小説

その、陳腐なストーリーをやめてよ。 いつも周囲にそう思い続けていたあの子は、大人になり、小説を二冊出版した。 物語を描く人間の、ライフストーリーもまた物語。 このドライブに、免許…

きままに書き連ねた短編集。表題は最新話タイトルです。 どうぞ気ままにお楽しみください。 ※『人・体の万有エレキテル紀行』　更新しました。

※これは友情の延長線の物語です。

12月8日は何の日？ あたしはその日、20歳になった。 誕生日なんてどーでもいい。 カレシのサプライズをほっぽり出して、あたしは遠い町でライヴをする。 逃げて追われて確かめ…

もう、戻ることは出来ない。 どんな結末が待っていようと、彼らは引鉄から指を外すことなど許されない。 防衛を主とする警察や自衛隊とは違い、法務省直下にて暗躍を行う特務機関。 製薬…

　メガバンクの経営危機に政府は公金注入をせず破綻させ、自ら全額出資する新たな市中銀行を設立した。その名も政府銀行。雑誌記者富樫は、その目的が日本から現物貨幣をなくし、自らが一元管…

他の方が色々書いている、何のために書くか、どうして書き続けるか的なもので結構救われてる部分がありますが、それでもやはりヘコむ時があるので、自分で思い出すように書きなぐったものです…

自分の血を抜くことに喜びを感じる少年と少年に惚れ込む吸血鬼。 ※自傷行為と捉えられるような場面がでてきます。苦手な方はおすすめしません。

なんとなく思いついた企画第3弾！書いてほしいと要望があれば書いていくシリーズです！ 大まかな流れ：神様である夢叶は親友の世界のために適当な転生者を探し始める。選んだ少年は異世界…

俺の名前は【大内田誠】。 休み時間に文庫本を読むことと、黒板消しを極限まで綺麗にすることに青春を捧げる１６歳だ。 最後に普通の女子と喋った言葉。はっきり覚えている。 あれは二年…

自室に引きこもって10年以上。 高校を中退し、ろくに仕事にもつかぬまま気付けばもうすぐ29歳。 シャワーだって浴びるし掃除だってたまにはする。臭くて真っ暗な部屋から一歩も出れない…

奇妙な雨に降られ出会った占い師。知識のいらないポーカー小説。

【あらすじ】 　死を忘れた魔女と死を知らない少年の物語。 　ある夏の夜。立川アユムは、廃墟の屋上で好きな同級生に告白しようか悩んでいた。そんな彼の元に、空から銀髪の魔女が振ってく…

自身が不老不死だと知った占い師のシエラは、今度こそはと命を断とうとしていた。 しかし、そこに現れたのは少し間の抜けた錬金術師のアズウ。 アズウはシエラの生い立ちを聞いた後、「どう…

己の肉体を鍛えることが大好きなごく普通の高校生、力本剛（１６歳♂）は、クラスメイトと共に、ドラクエっぽい異世界に召喚されてしまう。 だが、その世界で彼が所持していたのは、筋肉強化…

恋人の浮気を疑ったとしよう。 それが真実ならば「やっぱり」と思うだろう。 疑い始めると、以前だったら気にもかけなかったような些細なことでも「やっぱり」に結びつけようとしてしまう。…

時は一九世紀、蒸気機関の発達した世界で最も尊敬を集める職業は探偵だった。 霧に煙るリンドンの街で、探偵が殺害された。 街に来たばかりの青年エンハンスは、下宿した家の主人であり、…

恋はくだらない。 愛はありえない。 それでも、私達は確かに恋愛をする。 たとえ、そのために親友を切り捨てることになろうとも。 ※この作品は「小説家になろう」と同時公開しています

とある小さな村で生まれた小さな少年の壮大な冒険 ・・・のはずだった 勇者の冒険なんて無かった、いいな 初投稿です！ コメントなどしてくれると嬉しいです！ 第２話、その後も公開予…

遠い未来の地球には陸と海の代わりにどこまでも砂漠が広がっていた。 怪物のように醜く変わり果ててしまった男と、そんな男に恐怖を覚えずに近付いてきた十三歳程度の小柄な少女は自ら安全な…