「小説賞」を含む小説

小学五年生の潔（いさぎ）は、ルックス抜群の元モデル。しかし中身は平均以下で、失望されてばかりだった。 パソコン部部長で、ゲーム制作をしているが、コンクール用のアイデアが思いつかず…

工作が大好きな少年レオは、友人の学から、腰を痛めたおばあちゃんのために草刈りマシンを作ってほしいと頼まれる。レオは意気込んでラジコンカーを改造するが、走り出したマシンがなぜか止ま…

　俺ことタケルには秘密があった。それは、妖怪や幽霊が視えること。 　それを知っているのは、同居人のサチだけ。 　サチは妖怪は視えないが、幸村家の敷地内では妖怪が実体を得るため、成…

健康優良微ネガティブ少女と、きゃぴるん筋肉モリモリ少年のすれちがいコメディ。ややSF風味。

＜あらすじ＞(41000字の中編) これは。別の宇宙から来た女性(未確認先生)と。縁があって出会った姉妹との。暖かくも異質な…劇的な異文化交流の物語です。 …桜が満開の頃。日曜日…

五年前、幼なじみは、消えた。 僕、ハルは、いつもと変わらない生活を送っていた最中、突然に現世とは違う世界に迷い込むことになってしまった。しかしそこには、行方不明になった幼なじみの…

　小さなころからカメラで写真を撮ることが好きな幸穂。 　初恋の相手であるイトコの悠翔が営む写真館の手伝いをするなどして、カメラとかかわってきた。でも中学生になり、「写真館の人なの…

【第13回角川つばさ文庫小説賞」応募作品】 桜井ユリカは、ごくごく普通の中学一年生――の振りをしている、元超有名子役。 けれども、栄光は過去のもの。仕事がなくなり、事務所もクビに…

志戸もえかは、工作が好きな中学二年生。『イベント部』という幽霊部員ばかりの部活に入っている。双子の後輩・九部リン＆リクは、秋の文化祭に向けてホラー映画の撮影を企画中。チーム作業が…

「宝月守里、お前を盗みに来た」 中学二年生の守里は、不審者に襲われているところを、青い瞳の男の子に救われる。 彼は自分を「盗賊のアモル」と名乗った。 アモルの所属する盗賊組織…

私、水森舞は今年で中学1年生に。 親友が学校で話題の水泳部の王子様がいる水泳部に入部したいと言い、私も体験をすることにした。 習っていたけど、あることがきっかけでやめてしまった水…

　僕こと清橋めぐむはお化けが苦手で周りの人からも大のこわがりと言われている。 なのに、転校した初日に学校の旧校舎で新しくできた友だちとお化けに出会ってしまう。 その関係で怪談倶楽…

【あらすじ】 私の名前は闇野沙紀。お父様がIT会社の社長で家族で平穏に暮らしてた。でも、七歳の時に車に轢かれそうになった私をかばって、大好きなお母様は亡くなってしまった。ちょうど…

西暦２１５３年。隕石の落下により、滅亡した世界。 東亜ドームに住む『第一世代』の少女・ユイの夢は、かっこいい先輩になること。 でも、最年少の彼女に後輩はいなかった。 ──ドーム…

私、鈴木春世。小5。 私のクラスには、ちょっとヘンな男の子がいる。 彼の名前は「ロボくん」。 ロボくんは私のとなりの席で、すっごいイケメン。 だけど、いつもボーッとしてる。 …

「ちなみにあたしに売った喧嘩、基本返品不可だから。そのつもりでよろしく」 　ヒーローを目指す小学校五年生の少女、れもん。 　中学生や高校生相手でも喧嘩で負けない腕っぷしを持つ彼…

「キモいんだよ、この疫病神！」 福宮中学一年生のわたし――黒野真白は、みんなから『疫病神』と呼ばれてる。 疫病神かどうかはさておき、わたしが普通の女の子じゃないことは事実なの。 …

ぼくは生きづらさを感じたときに、息の仕方を忘れてしまう。そうなってしまったときは、大きく大きく息を吸う。それから、マヨネーズのビームを放つみたいに、少しずつ、だけどヒューッと勢い…

小学五年生の富士野大輝（ふじの・だいき）はある日、夢の中でしゃべるお守りと出会い、悪者につかまってしまった神様を助けてほしいとたのまれた。そして学校からの帰り道、夢に出てきたのと…

中学一年生のノアは、アロマダウジングの研究をしている叔父の所で助手をしている。 アロマダウジングは、香りを使って人の記憶を呼び覚まして、探しものや日常のちょっとした困りごとの相談…