「呪われしもの」を含む小説

『散切り頭を叩いてみれば、文明開化の音がする』などという謳い文句が流れ出したころの話。 　ペリドットの瞳を持つ男が率いるパイレーツ・オブ・ローズ……通称『蜜薔薇の海賊団』は、不運…

【「ネット小説大賞（第10回、第11回）」一次選考通過作品】 　誰もいない深夜の小部屋。マウスを扱っていた俺は、恐ろしい目に遭った。ある意味それは、これまで動物実験という名目でや…

私が手にした花束は、どうして手に入れたものだったろうか？ 祝われているようでいて、どこか呪われているかもしれない。 これは、そんな花束にまつわるエピソード。

「ヘーカデムッ！」 このクソッタレでイカれたライジングニッポンにようこそ！ カミAI“シャカ・ハンド”へのアクセス権限を得る為、《禁断》の同意を実行したタイクーン・サカキバラ。…

父と家から見放された、災いを齎すと言われる「呪われ子」のツェルシー。 ツェルシーの3つ子の兄・フィロナンテの死をきっかけに、ツェルシーは父にフィロナンテとして生きるように命令を受…

魔女に呪われ、”眠り姫”となったリィナ姫をただ一人守るのは、従者のゼクス。 彼は永い時を眠る姫のために、人であることを捨て、その眠りを見守り続けていた。 姫が目覚める、その時のた…

　これは少しタガが外れたオカルトマニアの日記。 　スクショしてはいけないと言われる画面を保存した「僕」は見事呪われてしまう。 　少しずつ近づいてくる「彼女」。 　しかしそれは彼…

【(言い訳)】 ！休んでたらプロット無くした＆話覚えてないで完全に戦意喪失してます要約するとエタです) 呪われ転生、なったのは最弱武器を出せるかも知れない石像。 現実で意識を…

かつて血統王、ヴラド・ツェペシュ1世という共通の敵を持っていた連合諸国だったが、今やそのヴラドが残した兵器、『血統王の遺産』（ヴラド・ブラッド）の所有権を巡り日夜、泥沼の争いを続…

2作品参加させて頂いてもう一方は有難い事に10位と言う好成績を残せましたが、こやつは読まれた数に対して応援された数が最下位と言う問題作品です(笑) 確かにちょっとアレかな い…

家族を殺された緋神小白は先輩である雲龍社に恋心を抱いていた。 一方で神社の宮司をしている社は自分は呪われていると訴える後輩、阿澄翔子の相談に乗っていた。 そんな社を知る刑事の綾辻…

「人の説く神が裁きを下さぬのなら、人の説く法が捌きを下さぬのなら、我等が神に代わり、正義に代わり、罰を下すのだ」 ───悪に堕ち、悪を討つ、ただそれだけを繰り返すこと数十年。顔を…

　作者にすらその存在を忘れられ、最後まで書かれずに何年もたっている物語。どんなに作者が軽々しい気持ちえ書いたとしても、その物語の登場人物は生きています。しかし彼らは作り話の中の作…

高校を卒業して椿財閥に執事として働ける事になったサカタは、そこの令嬢マリに一目惚れする。 不器用なサカタはマリに懸想している事を悟られない為に冷たい態度を取り続け三年が経過。 …

――桜の守。 呪われた桜を守る一族の末裔は、骸となっても己をソレだと語る。 彼女から全てを奪った男がいる。 恨まれてる事を知りながら、気にも留めずに笑う老いた人斬りだ。 桜と人斬…

名門学院の問題児アニーと幼馴染の優等生フェイは、学院の備品を壊したことをきっかけに、アニーの担任教師から不思議な課題を与えられる。 ――《雪月花》という、名前しかわからないもの…

借金返済のために、そして、敬愛する主人の役に立ちたいために、英翔（えいしょう）に仕える少女・明珠（めいじゅ）。 英翔と彼に仕える季白（きはく）、張宇（ちょうう）の目指す場所は、…

桐条高校に通う主人公、忍野愛（おしの　ちか）は、非公認である超能力研究部のたった１人の部員である。「何か面白いこと起きないかなぁ…。」と思いながらも自堕落で怠惰な時間を過ごしてい…

原瀬川。街を流れる二級河川。そこに落ちた青年はそれから奇妙な出来事を体験する。青年を見て、少女は笑う。 「呪われたお兄さん。私に、救われてくださいな」 現代ファンタジー。 ※こ…