「#カクヨム甲子園」を含む小説

　小学三年生の夏休み。 　フウマは三年ぶりに、田舎に住む祖父母の家にやってきた。 　そこで目にしたのは一人の幼女。 　それが、いとこのアカリとの出会いだった。

【カクヨム甲子園ショートストーリー部門参加作品】 私、佐伯仁史が店長を務める大手コンビニチェーン店には定期的にある1人の老人クレーマーが来る。 訪れては何かと文句をつけてグチグ…

ここは、魔法が存在する世界である。私はここに一冊の魔法書を書き遺した。ただし、未完のままになってしまったことが、心残りだ。 この世界で繰り広げられる、「誰か」の目線のストーリー。

登校時よりも、下校する時の方が感傷的なことを考えてしまうものだ。 明日から夏休みを迎える7月の最終日、佐川涼助は、いつものように友人の直輝と昴とともに学校からの帰途につく。 歩…

「物語に吸い込まれていく」という謎の現象が世界で起きて半年。 友人と友人の伴侶が「吸いこまれた」ことをきっかけに、とあるSF作家は最後の日記を残すことにした。

いつも後輩ヒロインに振り回される俺が、何だかんだで今回も振り回されちゃうお話。

　ごく普通の男子高校生である水瀬 蓮は、妹の楓に身体を揺さぶられて、目を覚ます。 　広い家で二人暮し。 　いつもと変わらない、平凡で平和な休日を過ごしていたのだが、蓮はそんな生活…

夏休み中のある日。何もかも無気力な少年・来栖頼都は、友人の尾鷲永輝に呼び出される。 陽の光が燦燦と降り注ぐ中。田舎道を自転車で疾走し辿り着いたのは、山の入り口から程近い洞窟。 そ…

私と妹と繰り広げる緊張感溢れる(？)お家戦争！

青年の過去と、白髪の少女の時間と忘却の物語。

追記：カクヨム甲子園２０２０中間選考通過作品……一話切り研究会とは関係ありません 「とにもかくにも、百円だ。君のような性根の腐ったオタクに、僕がエスコートしてあげるなんて、今後…

登場人物 泉　悠　　 調場　雅哉　 いつか将来に夢を見れなくなってしまった中学生と、その悪友の話です。

読んだらわかるので読んでください。カクヨム甲子園2020 1個目

後悔を繰り返す『君』とはぐれ者の『僕』の一年間。

広島、１９４６年8月6日8時15分、時間が止まった。 ⭑この作品はフィクションですが、広島の原爆を基に作った作品です。ですから実在する場…

個性的な生徒会メンバーに囲まれて過ごす清の日常と少し不思議なお話 注意 ラストの方に残酷でも暴力的でも、性的でもありませんが、特殊ではある描写が含まれます。こだわったポイ…

隣の席の際宮唯香は、いつも1人だし、友達はいないし、笑わない。そんな彼女が気になった俺は、毎日話しかけるようになったのだが。 「あの、影山くん。いい加減しつこいので、私の秘密…

【カクヨム甲子園ショートストーリー部門参加作品】 中学に通う2年生の黒瀬葵は、クラス内で『いじられキャラ』のポジションに属している。 本人はこのポジションに自分からなった訳で…

いつか将来現れるかもしれない、「精神」の感染症