「KAC 赤」を含む小説

現代にダンジョンが溢れた世界。 召喚獣をレベルアップさせるスキルを持つ冴島渉は、レベルアップ可能として強力な戦力となった雪ん子と、ダンジョンを潜っていた。 そんな彼らの前に現れた…

　酒屋のひとり息子、五香三咲は育ち盛りの中学二年生、今日は美術の授業で色彩学、色相環と補色について習った。 　帰宅すると定休日でもないのに店が閉まっている。どうやら母親の体調が悪…

「ねえ、桜花ちゃん。最近、出撃が多くない？」 私はペアを組んでいる天羽ちゃんに愚痴をこぼされる。 「そうだね…霊魔の活動が活発なのかなぁ？」 私はそう返す。私達はこの4月に霊導騎…

テーマ：ゴール 君は冬馬となって正しい選択をしろ

菊山院千歳は霊鳥整備担当の霊導騎士である。 桜花達が『桜花』に乗って出撃してしまうと千歳は1人、拠点である飛行場に残されてしまう。 そんな彼女は…。 登場人物など 菊山院…

霊導騎士なったばかりの4月。最近、出撃が多く多忙を極めていた。人手が足りない為に霊鳥達の整備が追い付かず、ようやく1機を稼働させるのが精一杯という状況になっていた。 しかし、私…

人知れず平和のために日夜戦う、色とりどりの五色のイケメンヒーローたちがいた。 彼らの名は、胸キュン戦隊イケメンジャー。リーダーである俺様系レッドの指揮の下戦い続けてきたが、ある日…

このご時世、個人情報の取得は限られている。 探す手掛かりはＳＮＳ。 赤の他人が完全に無関係な人間に辿り着けるのか。

KAC2021で｢ホラー｣がテーマになったので、今まで温めていた百物語シリーズを解き放っていきます。目指せ百話超え。 百物語風なので、話は基本的に語り口調で進みます。

　僕の部屋のアジサイは、単純な紫一色ではなく、赤と青のグラデーションを形成している。その美しさを僕は誇らしく思っていたが、友人は気味が悪いという。その理由として、彼は二冊のミステ…

え、嘘！？ こんなシチュエーション、あり過ぎ！？ 幸せトゥンクコメディ。

KAC2021参加作品に登場させているイロとイロの話です。 今回はオアフ島に住んでいたら、という設定。 「私が人魚姫だったら、イロくんは魔女かな？　王子様かな？」 「魔女だね」 …

　人間には二種類に別けられる。 　狩られる人間か狩る人間か。 　はてさて、君はどっちだろうか？

放課後、山岸は佐伯の下駄箱にラブレターを入れた。 翌朝、自身の下駄箱を開けると、そこには昨日出したはずのラブレターが。 突き返されたのだと一瞬落ち込む山岸だったが、しかしよくみる…

　二十二の大陸からなるファーストランドの中でも異彩を放っていたギギルガント帝国は人類をさらなる高みへと導くべく、人類と魔族との錬成術による融合を研究していた。 　その結果、人類…

作家だったおばあちゃんが死んだ時、１冊の本が残されていた。 おばあちゃんの本に出てくる主人公の赤髪の男の子。彼のための本だとおばあちゃんは言っていた。

今年に入って4回目の結婚式に参加しつつ、 佐々木はくすぶっていた。 そういえば。人に『おめでとう』って言う事はあるけど、自分は他人からあんまり言われる事ないな、と。 そんな…

月詠町で開かれるバトルロワイヤル。優勝者は願いを叶えることができるはずだった。しかし、プレイヤーの一人であるハクトが、勝利条件である赤の王を吸収してしまう。月詠町に朝を取り戻すた…

二分以内で読み切れます。

あの頃、体が弱かった私に付き合ってくれていた彼に 私はもう一度逢いたかった 懐かしいおはじきと共に、君の温もりが再び――――