「亡者」を含む小説

【完結済み】 　ニート生活を送っていた俺、石川誠道は、バスガス爆発という早口言葉が死因で異世界に転生することになった。 　女神さまは転生特典として固有ステータス（しかもカンス…

王家の墓守をしているセプルは、ひとりぼっちで今宵もひとりで亡者を倒して回っている。 そんな中、がけ崩れで隣町に行けずに立ち往生している考古学者のイーオンを家に泊めることとなる。 …

人の文明はゆるやかに衰退した。 夜風に混じって結晶が飛ぶようになった世界。街が消え、国が飲み込まれ、生き残った人々は失われた技術にしがみつき、わずかな資源をめぐって争い合う。 …

　時は戦国。岩陰なる国にて。 　武士『橘玄』は主君を傀儡にした妖女『白姫』によって国を乗っ取られた。橘は化け物としての正体を見せた白姫を斬るも殺せず、家族も何もかもを失う。 …

人間が死んだ後に最初に向かう場所、地獄 不慮の事故で死んだ 神無正悟（かんなしょうご）は亡者の身で ひょんなことから地獄で就職するが 彼には一つ刑罰が科されている 「絶対に女性と…

前世の罪で、ダンジョン型餓鬼「ダンジョン地獄」に生まれ変わらされた俺。 現代に合わせた新しい地獄の責め苦のプロトタイプとして、畜生道の亡者から造り出されたモンスターや獄卒の劣化版…

　戦の最中、異空間に迷いこんだ、エルガとジアン。 　ジアンが探りを入れていると、ある老女と出会う。 「ここはハバルにございます」 　老女は、ここがかつて滅んだ国、ハバルの跡地だと…

これは継承される復讐と呪詛の物語。 以下、第29回スニーカー大賞（後期）用のあらすじ 　マーズ帝国の北部戦域の外れで貧しい生活を送るアルタは育ての親のウルダと暮らしていた。あ…

その海岸には怨霊が出る。 そんな話を面白がって向かったはずの若者たちに訪れる、一粒の恐怖。

自動微細機械式全般性生命機関、通称『天使』。人類史上最大の発明であるこのナノマシンは、ユーザーが死ぬその瞬間までの思考、人格、記憶を全てデータ化し、バックアップする。ユーザーの人…

経済大国アクライト王国。 城下町は活気付いていて、冒険者や金持ちがたむろしているが、 「金持ちが居れば貧乏も居る」 城下町を外れ、王国の端の端 そこのスラム街には、明日を生…

　毛利雀（もうり・すずめ）くんは１６歳の高校生。夜の公園で思索していると― 　同級生の桐常葉(きり・ときわ)に襲われた。日本刀を持ってやがる。 　彼女は彼にこう言う。『君は…この…

「嫁入りからのセカンドライフ」に応募しております。 　フィミア・ローレンスはローレンス伯爵家の長女である令嬢。 　王太子と婚約していたが向こうが浮気をしており、その他諸々の駄目…

ヒヨコ女神に召喚されたクラスメイトとライネ ライネはヒヨコ女神を騙してステータスを作ってもらい女神を殺す ライネの目に映るのは唯一つ、金である 金のためなら野を超え山を超え、海で…

高校一年の少年、紀ノ継　阿可夜は、曾祖父の雁廿郎に相続権の事で呼ばれ、田舎町『豊溢町』にある雁廿郎の屋敷を訪れる。 屋敷に向かう途中、緋色の角を持った少女を見かけた阿可夜は、好奇…

〈あの世の物を食べると、あの世の者になる〉 そんな世界のルールを利用して、死神の少女は思い出の料理を作る。 彼女が亡者に差し出すメニューには、それまでの人生で味わった思い出深い…

大槻望は中学一年生。新しい環境での生活がスタートしたばかり。 しかし、「自分を変える」キッカケを掴めず相変わらずのサエナイ日々。 「何か一つ、ズバ抜けた特技でもあればなぁ……」と…

　目が覚めたら、一面鏡張りの知らない場所に居た。 　ピンク色の妖精に問い掛けられて、少女は自分の記憶が失われていることに気付く。 　妖精の言によると、ここは殺人鬼の闊歩する危険な…

　「ここから、逃げ出さなきゃ！！」 『影歩み』 　現世に恨みを持ち生きてることが馬鹿らしくなったものが、ある特定の駅に早朝0時に着く電車を降りて改札に向かう所で月と電灯の明か…

KAC2023第三回お題『ぐちゃぐちゃ』参加作品。 鈍った感覚をアジャストするために初級ダンジョンへと赴く一党。 だがそこは邪神を崇拝する死霊術師の拠点と化していた。 襲い掛かる…