「ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ」を含む小説

魔王領エストレイア公爵公女イングリッドは、鋼でできた薔薇のごとき娘であった。 背は高く八尺を軽く超え、オークの血を引くその身は幅も厚みもまた密度も、右に出るものこれになし。 剣…

大好きな舞台、ハイバイ「ゴッチン」（旧題「ごっちん娘）へのオマージュです。

時にヒーローとして、時にアイドルとして、戦い続ける少女たち。 そんな彼女たちの上司として派遣されてきた人物は……。

地主の次男坊、つまりは後継ぎである長男のスペア扱いである主人公、ウェスカー。 これで長男が亡くなれば、彼に家督が巡ってくるのだが……。 当の長男が極めて健康なせいで、跡を継げる可…

数字を食べることができるようになると、 主人公はすっかり数字食の魅力に取りつかれる。 けれど、無限に続く数字なんてあるわけがない？ ↓前回の投稿↓ 『見ざる・聞かざる・言わ…

あるときに、神は「あれえっ、別にこの世界とか、いらなくね？」と気づかれた。そのためまず神は「光なし」と言われた。すると光がなくなった。

「…死って泣くほどつらいことなの？」「泣くってどんな感じなんだろう？」 妖狐の里の幼い鵲（いそしぎ）は人に興味津々だが、人と関わることは妖狐の里では法度とされている。 ある日鵲（…

　慶長17年4月13日。若き剣豪・宮本武蔵は日の本一の名を賭け、同じく剣豪・佐々木小次郎との一騎打ちに臨もうとしていた。佐々木小次郎の持つ人の背丈ほどもあろうかという日本刀“物干…

　冷静沈着で常にナチュラルなペンギン女子こと海原冴姫（かいばら　さき）。不愛想で口下手だが平和主義なゴリラ男子こと武蔵恭太郎（むさし　きょうたろう）。二人は寿命残り僅かの恭太郎の…

負けイベントとは負けることで進行するイベントのこと。 たいてい相手が強すぎたりする場合に発生する。 なるほど！　だから全然勝てなかったわけか！！ ↓前回の投稿↓ 『一見さん…

あなたはアリです。小さなアリです。そんなあなたの中で生きる腸内微生物が、この物語の語り手です。

今お前は奴らの言いなりだ。 今もお前は奴らの言いなりだ。 それでも今お前は奴らの言いなりだ。 いいか、今お前は奴らの言いなりになってるんだ！！！！！

とある森の奥地。 現代の人間と変わらぬ生活を送る動物たちが暮らすそこで起こった事件の記録。 ※この小説は小説家になろう・ノベルアップ＋でも投稿しています。

　笑えてしまう。 　同じ事の繰り返し。 　同じ事を昨日も考えた。 　きっと今日も考える。 　そして明日も考える。 　そうして私はきっと一人で死んでいく。

うるう年、ニ月二十九日。僕はゴリラになった。バカバカしい不可思議な世界。僕は一日ゴリラになる。

まずは「猫坂」変わり者の夫の元、猫家族との交流開始した麻子。自然の力は人間を圧迫します、あるいは人間社会が自然を破壊するのも確かです。 次は「シルバーバックよ何処へ」というタイト…

マウントが取りたくてしょうがないゴリラが日常会話や情景に現れ、マウンティングをしてくる短編集になります。

運動が大好きでフレンドリーな近藤慶太は憧れの高校、超獣高校の運動科に入学。 「この学校で野球がしたい！」 しかし、慶太のクラスは全員ゴリラだった！？ 言葉も力も通じない学園スト…

　どこでもいい、ここではないどこかへ行きたい。と思った俺は、気が付けば森の中に居た。 　どこでもいいとは考えたけど、本当にどこでも言い訳無いだろ！　せめて人里の近くにしろよ！　歩…

西暦2158年。 人類はヒトの姿でいることをやめ、他生物とのハイブリッドへと進化していた。 そして度重なる戦争や自然災害に侵されたニューヨークは、今や巨大樹に支配されたジャングル…