巌流島の決闘~ゴリラは燕返しの夢を見るか~

作者 海野しぃる

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★★★ Excellent!!!

本当に面白いです。本当にと書いてマジに、です。佐々木小次郎がゴリラ? 出落ちか? 冗談だろうと思いながら1ページ目を読み終えたときには、そこに確かに巌流島の戦いが現前しているんですよ。嘘だと思うでしょう。本当なんです。マジで佐々木小次郎がゴリラで燕返しです。そして武蔵がマジで武蔵です。カッコいいんですよコレが。二天一流だし。奥義ですよ奥義。燃えますよ。当然でしょう。伝わりましたか? 伝わらないかも。でも読了した興奮のまましたためられたこの文章から分かることがあるでしょう。
この小説を読み終えたら興奮のあまりおかしくなるって。
あるいはただ錯乱しているだけかもしれません。
けど錯乱するくらい面白い小説、読んでみたくないですか?

読んでください。今すぐに。

★★★ Excellent!!!

日本人なら誰しもが考える
宮本武蔵対佐々木小次郎の術理を身に着けたゴリラ。
しかし、想像力の限界が宮本武蔵とゴリラの戦いの決着へと至ることを阻み、
その妄想は物語にならない水子でしかありませんでした。
しかし、とうとうこの作品は宮本武蔵対ゴリラを書ききったのです。
恐るべきゴリラの魔剣士対宮本武蔵
全ての技を出し尽くした先に待ち受けるものは何か、是非自身の目で御覧ください。

★★★ Excellent!!!

ゴリラが佐々木小次郎で戦う!
そんな小説なのに、いや実際ギャグ・コメディ寄り作品ではあるんですけど、それなのに剣術の理論描写が(ぶっとんでるけど)ちゃんと存在するし、剣豪の名誉欲や葛藤等も(ギャグ・コメディ寄りだけど)ちゃんと存在して、コンパクトに纏まって、そして何より楽しい!
娯楽剣豪小説短編の……変わってるけど王道を行く作品だと思います。