「短編 百合」を含む小説

生命保険会社の法人営業部、セールスパーソンの私は、魔法少女ミスティシャーベットに恋をしていた。 逢いたくて逢いたくて。 わざと危険に飛び込めば、必ず彼女が助けにやってくる。 だか…

スラムに暮らす少女の日常と、突如現れた宝石の瞳

「芸術品や美術品を盗むのなら、芸術的にそして美しく盗むのが一流の怪盗」という美学を掲げ、王都を賑わせている怪盗ビックボイン。 その美しき美貌とスタイルの良さで、カリスマ的な人気を…

　図書室の隅。 　そこで行われていたのは、二人の少女の秘密の会話。 　紙と文字だけの触れ合いは、少女にとってとても大切なものだった。 　少女とって世界は『偽物』で溢れていて。 …

いつの間にかではない、この日私は彼女に恋心を抱いたの。 みたいな感じです。

私はよく授業をサボって、部室へ行く。 斎藤さんもなぜかときどき、そこに来る。

亜南極の干上がった海台。 復讐者のルビスコは、最悪の兵器を村へと向ける。

　２１２３年、札幌で暮らす双子の七瀬サキと七瀬シキは二人の愛の証を求めてあがく。 　賞金稼ぎを生業にするサキと箱入り娘の姉シキはディストピアを駆け抜ける。 　長編小説の元にしよ…

帝から愛されていない女御様を慕っている女房の藤は何故か女御様に手を出されて── ※pixivにも投稿しています

　中学二年の秋、麻由子と瀬里奈は憧れの先輩たちが空き教室でキスをしているところを目撃する。瀬里奈はショックを受け、泣き出してしまい、麻由子もその映像が頭から離れず夜も眠れなくなる…

　1920年6月、オーストリアの古都ザルツブルク。みなしごの少女イルゼとぼろぼろの修道服を着た女、アメリアの出会いから始まる、愛と人生の喜びについての物語。

　えいえいおう、えいえいおうと声をあげながら、私たちは竹槍を突く訓練をつづけています。 　約２メートルほどの長さの竹槍をひたすら前へ振り出していると、握力と腕力がなくなってきます…

　かつて「サイコバニー」と呼ばれていた同級生がいた。彼女が再び戻ってきた夏は、私にとってかけがえのないものになる。多分。

江戸の団子屋さん。 二人の看板娘の恋物語です。 ━(* 'ᵕ' )( 'ᵕ' *)━　‌ ピンクの団子と、白の団子。 二人で一つ。 近況ノートに表紙の絵をつけております。 …

入学して一カ月。 友達のいないタカナシヒバリが昼食をとる中庭には、お昼寝をしているオオトリ先輩がいた。

人見知りで、気が弱くて、あがり症。絵も描けなければ文章も書けない。そんな私にできる事なんて何も無い。

学校の図書室の本を借りる手続きに必要な貸出カード。 そこに書かれたいつも見る名前。 あなたは男？それとも女？ それすらもわからないのに、何でこんなに惹かれるの。 保健室登校だった…

未来はある朝学校に来て以降クラス中から無視され、廊下を歩いているだけで暴言を吐かれるようになってしまった。 彼女にはそうされる理由がわからなかったが、中学以来の友人である紅葉だけ…

公式自主企画「百合小説」に参加短編その５。100万回見たシチュエーション。

高校二年生の内河雨音(うちかわ あまね)は、一歳年上の姉である雪奈(ゆきな)に対する恋愛感情を抱えながら、終わらない七月六日を何度も繰り返していた―― ＊「カクヨム公式自主企画…