「短編 女子高生」を含む小説

クラスメイトの男子、片桐が人を殺す現場に居合わせてしまった女子高生、三浦梨里亜。 その殺人に理由はなく、彼はただ死体を捨て、何も変わらない日常を、いつもどおりの学校生活を、ただた…

※2019/7/6に星空文庫にて公開した作品です。

悲しい気持ちでバスの窓際に座っていると……。彼女の昔の姿にそっくりな女子高生がバスに乗ってきて。 ちょっと切ないSF恋愛ストーリー。

　私は、隣の席の安藤さんが周りから「安藤さんの胸、いい胸だよね」と言われているのが気になっていた。確かに安藤さんの胸はとっても魅力的だけど、安藤さんには胸以外に良いところがいっぱ…

現実世界から転生してきた勇者に、世界を闇に包み、趣味である恋愛物語や愛らしきものを全て手中に収めようとしていた魔王は滅ぼされようとしていた。 このまま滅びてしまうのなら……いっ…

よくある設定で魔王退治のために召喚された勇者は女子高生。 高校は卒業したいけどちょっぴりおバカなアイカは異世界を救うために週末だけ勇者となる。 剣が使えない勇者だが、無事に魔王退…

予知能力のある高校生、須藤研はある日、帰り道にクラスメイトがキスしているところを目撃してしまう。しかもそれは、クラスの才媛で学級委員長の更科一七とその友人である澤田倫……女子同士…

今をときめく女子高生、輝鞠矢魔兎奈（きまりや　まとな）の受難は終わらない。あの事件から約1年半の小路市を描いた短編ストーリー。

せっかくの夏休みなのに、夏期講習……？ ぜんぜん乗り気じゃなかったんだけど、予備校で彼を見かけてから、 私の夏季講習にかける意気込みは一気に燃え上がった。 今年の夏は、熱くなり…

極端に空気の読めない落ちこぼれの花澄と、極端に合理的で歯に衣着せない物言いの凛。正反対の不器用な二人が狭い文芸部室で食べるのはドロップス。花澄の性格の理由とハッカ味のドロップが気…

第一回神ひな川小説大賞参加作品 お題：ハッピーエンド

＃五月四日〈緑の日〉。 　ゴールデンウィークまっただなかの昼下がり。 　絶好の行楽日和というには暑すぎて、じっとりと汗ばむような初夏の陽気だった。 　図書館偏愛のビビり女子…

　たまたま家が隣だったというだけの幼馴染。そんな幼馴染のおかげと言うべきなのかは分からないが俺の毎日は波乱万丈であった。 　そして、明日から夏休みだという今日この日に相変わら…

こちらの作品は短編として掲載後、『ここは奇跡が起こる街だ』2章として再編されました。 そちらも読んでいただけると幸いです。 https://kakuyomu.jp/works/…

「あの人は、私が人間に戻りたいっていう願いを真剣に聴いてくれた。そして、彼なりの解決案を教えてくれた」 人間の姿をした彼女は、人間ではないバックパッカーに打ち明けた。 とある…

JR武蔵野線には幽霊線が走っている――― そんなうわさを聞き付けた和子は、 放課後、主人公の凌を呼び出してその検証に向かう。 果たして二人は幽霊線に出会うことができるのか。 …

「もし日本民俗学草創期の人々が女子高生だったら」 本作は、そんなTwitter上での世間話がきっかけとなって生まれました。 南方熊楠、柳田国男、宮武外骨、井上円了という4人が、女…

毎日同じ時間同じ車両に居るサラリーマンを眺めることが彼女の日課だった。 いつも変わらず紺系のスーツに青系のネクタイ。 月曜日はスマホでマンガを読み、金曜日は大体寝ている。 そんな…

自主企画「第一回イトリ川短編小説賞」のために書きました。 完全に思いつきでして、心当たりがあるわけではありませんが、電車に乗客がいっぱいいたら、ひとりくらいこういう人が乗ってても…

一分と少しで読めます。