概要
一夏の恋は巡り巡って返ってくる
こちらの作品は短編として掲載後、『ここは奇跡が起こる街だ』2章として再編されました。
そちらも読んでいただけると幸いです。
https://kakuyomu.jp/works/16816452218292289943
──夏のある日、僕は女子高生を拾った。
大学生の『青山泰介』はふとしたきっかけで家に帰れない女の子を助ける。彼女の名前は『小林美桜』。もとの時代に帰れない、過去からのタイムトラベラーだった。
嘘とは思えなかった彼は美桜に協力し、夏休みを利用して独力で調査を行なっていく。
しかし彼女と過ごしていくうちに泰介の心は矛盾を孕むことになる。「もとの時代に帰したくない」という気持ちが生まれていき、本心と使命感がせめぎ合う。
そんな中で現れる一人の男。『東京都町田市漂流物
そちらも読んでいただけると幸いです。
https://kakuyomu.jp/works/16816452218292289943
──夏のある日、僕は女子高生を拾った。
大学生の『青山泰介』はふとしたきっかけで家に帰れない女の子を助ける。彼女の名前は『小林美桜』。もとの時代に帰れない、過去からのタイムトラベラーだった。
嘘とは思えなかった彼は美桜に協力し、夏休みを利用して独力で調査を行なっていく。
しかし彼女と過ごしていくうちに泰介の心は矛盾を孕むことになる。「もとの時代に帰したくない」という気持ちが生まれていき、本心と使命感がせめぎ合う。
そんな中で現れる一人の男。『東京都町田市漂流物
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!ある夏の出会い、揺らぐ気持ちと二人の行方はーー?
ある夏の日、主人公が見かけた少女は家に帰れないタイムトラベラーだった!
そんな展開から始まる物語は、SFというテーマながらも青年たちの青臭さと甘酸っぱさを孕んでおり、ゆるやかに、爽やかに展開していきます。
SFものやタイムトラベルものが苦手な私ではありますが、繊細な言葉で紡がれる情景と運命に揺らぐ登場人物たちの豊かな感情表現に惹かれ、すんなりと読むことができました。
読み終えた後はどこかすっきりとしていながら、一歩踏み出す柔らかな勇気をもらえる、そんな素敵な作品でした。
あなたも彼らと共に、甘酸っぱい恋模様あり、驚きの展開ありのひと夏のSF体験、いかがでしょう?