「部屋 怪談」を含む小説

己の死に対してぼんやりとした恐怖のある精神科医。 ある日、幽霊が見えるという女子高生の患者が問診へとやってくる。 毎夜幽霊が夢の中で襲ってくるという……その女子高生の話を聞き、 …

　月に1回発行される【クラス新聞係】のネタに困っている高田洋太と白石マナ。様々な案を出すが、どれもピンとこない。 　しかし、不意に目に入った学校の怪談の本を見て、学校の七不思議を…

廃墟に入り、動画を撮影していた3人の高校生、3人はその廃墟で恐ろしいものを目撃してしまう。

霊感ゼロ、これまで一度も心霊現象を体感したことのない人間が、完全な創作として書き上げた掌編怪談集です。 怖いかどうかは人によります。少し意味怖的な要素のあるものも。 一作品あたり…

死の気配が視えるカヤノが事故から目を覚ますと、自分の姿は【蝶】に変わっていた。 不思議なモンシロチョウに導かれて、カヤノは自分の身体を取り戻しに向かうのだが、まったく記憶にない…

暗い部屋って怖いですよね。何がいるのか分からないんですよ。怖い怖いと思って嫌っているものが、もしかしたらまた鼻の先にいるのかも知らないのに、自分たちはそれを認識できないんですから。

　賃貸アパートに引っ越してきた、私。初めての一人暮らしは、家具家電付きの部屋だった。

　誰かが部屋の明かりを消し、蝋燭がわりなのかは分からないが、テーブルの真ん中にライトが置かれ、その光がぼんやりと五つの顔を浮かび上がらせる。 　体格の大きい、おそらく最年長の男…

ある日、小夜衣は自分の部屋で小火（ぼや）を出したが、放火の罪に問われ、あわれ火あぶりの刑になってしまった。この小夜衣の怨霊がたたり……。

部屋の片づけは嫌。 親から命じられたら、もっと嫌。 でも片付けないと、もっともっと嫌な目に合う。

新月の夜、ハワイを行進するという伝説の死者の群れ、ナイト・マーチャーズ。 大学に進学するためにハワイに来たボクは、運悪く、その通り道に下宿してしまい……。 これじゃ部屋に、彼女を…

旧士族の娘、山葉凛子の部屋に面した庭にできた穴。 それは、一体何の穴？

ある日マンションの隣の部屋に1人のおばさんが越してきた。腰の低い優しい雰囲気だったが、ひっきりなしに荷物が届いている。そして夕方には黒づくめの服で出かけていく…。

目が覚めると「主人様」と呼ばれ、見知らぬ小部屋の布団で寝ていた。鏡はなく、全身が包帯まみれであることがなんとなくわかる程度の身の上。しゃべることも、起き上がることもできない。 奇…

　誰も居ない筈の部屋でふと、誰かの視線を感じた事はありますか？　会社からの帰り道、自分の背後にふと気配を感じた事はありますか？　それ、怪異の仕業かも知れません。怪異は、どんな場所…

夜深（やみ）は新人ライターだ。もちろんペンネームである。 彼女は『家』にまつわる怪談を集めている。 最初の怪談は、『授かる』部屋――

大学進学をきっかけに一人暮らしを始めたKさん。Kさんの部屋では不可解な音が聞こえてくる。Kさんが部屋で見たものとは―――。

小学校が冬休みに入った途端に、風邪を引いてしまったシュン。熱は下がったものの、咳が治らず。両親から外出禁止をされる。そんな彼は、ある友達を待ちわびていたーー。

子供部屋から妻の子守歌が聞こえる

「近くのマンションの窓がずっと開いてて、人が死んでるのかもしれない」という投稿を最後に、数か月止まっているツイッターアカウントがある。