「縦読み推奨です」を含む小説

もっとと思えばキリが無く、あの時を思えばまたキリが無く 別れは後悔ばかり ＊縦読み推奨です。 「第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　二十首連作部門」参加用。

　逆転世界【Re Start】。 　ここでは何もかもが狂っている。 　重力はないのに真空でもない。 　空がないのに光がある。 　想像上の、伝説の世界。 　この世界に迷い込んでしま…

国連宇宙軍に所属する補給艦ＵＲＳＳ三〇五は、通常宇宙空間を航行して地球側と紛争している恒星系に補給物資を届ける孤独な任務に就いていた。 乗艦しているのは士官１名と、艦の制御ＡＩの…

「あなたに受け取ってほしいものが、あるの」 　カルヴァリア帝国の皇女ジーナは、生まれて以来ずっと、実の父親である皇帝によって城の塔に幽閉され、その秘密とともに存在を隠されていた…

縦読み推奨 名文どろぼう 　人の心を打つ名文を書くには、名文を盗むことから始めよう。 　当代随一の名文家が、小林秀雄からスティーヴン・キング、落語、六法全書まで、秘密のネタ…

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部　二十首連作部門　応募作品。 ※応募に関する注意事項の2つ目に引っ掛かるかもしれませんが、これを書きたくて、読まれたかったため公開しま…

ゆあんさん企画「筆致は物語を超えるか」参加作品です。 あらすじと企画詳細はこちら。 https://kakuyomu.jp/user_events/168173306553204…

春の終わりのある日、山に聳えたつ桜のもとに、二人の子供がやって来た。 桜の木の下で遊び、幹に背丈を刻んで遊ぶ子供たちに、やがて別れの時が訪れる。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ゆ…

数多の次元において万物の死を司る管理者――【死の律】は、「自ら死を選ぶ者の心」を知りたいと願っていた。 彼は、問いの相手に切腹で死のうとしていた侍を選んだ。侍――八剣十兵衛を地球…

　『月刊弘前』は、１９７９年８月１日の創刊だと聞くから、もう４５年になったはずである。地方の月刊誌としては、全国的に見ても長寿番付の上位であろう。 　ホームページから『弘前』創刊…

死神シレネ。 『死神課のエース』として天界で名を馳せている彼女は、決してミスを犯さない。 結果こそ全て、過程や手段は選ばない――それが彼女のスタンスだった。 そんな彼女だが部署…

雨にまつわる短編集。 アラフィフ女性の悲哀を描いた現代ドラマ「コップ一杯の雨」から、世界中を宇宙から来た怪物が襲うSFコメディ「エイリアンVS雨」まで、こちらではジャンルに拘らず…

　東京という街はむせ返るように狭苦しい。 　みんながみんな仮面を被って体裁を守ることに必死だ。 　ボクはそんな自分が疲れてしまった脱落者。 　蛾のように、近づけがたいお払い箱。 …

║「縦書き表示」推奨！ 　東日本大震災後の医療支援では（被災した方や支援に来た方ら）大勢の友を得た。 　仮設の岩手県立高田病院で何度かお会いした堂園晴彦先生も、その一人だ。鹿…

自分が登場人物だと気付いた男の子と、信じない女の子が喧嘩して仲直りするお話。 もう20年近く前に書いた習作です。信仰する作家「秋山瑞人」の影響バリバリ。

いせかい車でばくそーする話 枠組み縦読み推奨

カクヨムコン８参加作 【あらすじ】 　三流貴族ロンガ子爵の娘ナタリーは花も恥じらう十六歳。手弱女が好まれる貴族社会にも関わらず、背も高く肩幅も広い戦士に育ってしまいました。 　…

日本発祥の異世界転生逆召喚闘争、転生者大戦。 異世界に転生した歴史上の偉人、怪人、英傑、罪人を逆に召喚し、戦わせる。国立競技場を舞台に繰り広げられ、視聴率五六パーセント。観客動員…

『日陰縁童〈べらんだわらし〉』の作中作が色々と増えてきましたので、まとめてみました。 　衣澄さんからのプレゼントや、律君と真穂君のお話など、作品の中で出てきた物語たちです。単体で…

※カクヨム2022Web小説短編特別賞受賞、ご当地短編小説入選 知床羅臼の美しい自然を背景に、惹かれ合う男女の一場面を描きました。 文章のリズム感に注力しました。一気に読んでい…