20の詩により紡がれる誰かを想う心の足跡見送る立場もあれば見守る視点もある多分自分が、一番見えないあなたを見ている人もきっといるそれに気づけたら、きっとあなたの想い人への愛は一層深まると思います
長年つれそった夫婦。先に逝った夫への、想い。一緒に過ごした年月のぶんだけ、想いの深い、ラブレターになる。短い言葉で、切々と、心に沁みます。この詩に、くどい説明文は必要ありません。読めば、伝わるから。ぜひ、ご一読を。おすすめですよ。
まさしく、心を打つ歌集です。 切ないけれど、生ある限り、死もある。 いくら仲良く過ごしても、あの時こうすれば、ああすればよかった、と、愛していればいるほど、残された者の後悔はつきません。 しかしふと、身の回りにただよう、愛する人の温かい面影。 幸せは、そんな面影の中にも、ひっそりとあるのかもしれません。
一文一文、全編を短歌で丁寧に紡いでいく、趣深い試み!大切な人との別れは、切なく、悲しく……だけどそれだけではなく、優しい思い出を振り返れば、温かくなる心。「だからやっぱり愛してる」物語を通じ、一人の人生を想い、心に沁み込んでくるような、素敵なお話でした。