「地平線」を含む小説

人は見た目じゃわからない。

香鳴裕人様主催の自主企画 同題異話SR -February-『Dear K』参加作品となります。

　前に連載してた『地平線から来た少年』と同じシリーズ。前作は古代の邪神が復活するクトゥルフ神話っぽい話でしたが、今回はナチスのマッド・サイエンティストが出てくるSFっぽい話です。…

魔ブラックホール神が遂に動き出した。暗黒クエーサーの絶大なる魔力を用い、次々と聖銀河の星々を、闇と暗黒と重力で破壊。事象の地平線の彼方へと葬り去っていく。そんな異宇宙に転生したフ…

　脳梗塞からの脱出の意味で、新作を書きます。　 　前に『怪獣文藝の逆襲』に書いた「廃都の怪神」のシリーズです。時間的にはこっちの方が先なんですけどね。 　ちなみにニャ―マトウは『…

　ある年の大晦日、21歳の社畜　水鶏口 静紅《くいなぐち しずく》はとある事故に巻き込まれて死んでしまう。そんな静紅を憐れんだ謎の女性は、アニメ好きだった彼女に異世界転移という選…

小学生の頃からずっと抱いてきた思い。 それは「地平線をこの目で見ること」だった。 偽教授さまの自主企画「偽教授宇宙杯」への参加作品。

世の中には光と影がある。誰かが勝てば、その時点で敗者も存在し勝者のは栄光の光が、敗者には誰からも見てもらえなくなる影となるのと同じだ。この世界も誰にも見られず見捨てられた世界が存…

　剣劇文庫の主人公ー明王乃白留《あきお　のべる》は、ファンタジー小説新人賞を受賞しようと夢見る編集バイト兼小説家。 　彼を見守るベルトリー＝ウイズダム編集賞（アメリカ人の振りした…

There are frogs in the city...

Twitterの『三題噺のお題メーカー』で出た『宇宙』、『地平線』、『残り五秒の世界』でオリジナルの短編小説を書いてみました。 一次創作なのでお題には添いましたが自由にかけて楽し…

大魔法使いになるために、少女は故郷を旅立った。少女の名は、キロット=ロットアーク。後に世界の果てを確かめし者として、歴史に名を刻む者。その道には、数々の冒険、数々の苦難、数々の出…

　少女は目覚めた。 　高い高い空の中。 　 　眼下に広がる都市群と、雄大な緑。 　地平線から覗く太陽が照らし出す遠方の巷。 　響き渡るは、何かを予感させるような美しい鐘声。 　…

「こうして世界は完全破壊を成し遂げた。 マクロな宇宙空間と、ミクロな生命という包装を破り捨て、果てのない地平は虚無へと収束する」 砂塵が舞い上がる瓦礫の上で僕は呟いた。 誰に…

30年前の国際的スポーツ祭典に起きた“業火”テロのため、国は衰退した。 国のトップは引きこもり偽りの安寧を貪る一方、崩壊する世界にあふれる難民は”ワンガン”を目指す

太古、全ての人間はどこまでも続く広大な大地で暮らしていた。 だがある時代、天の神と地の神の争いにより地上は荒廃。 とても生きていけない世界になってしまった地から逃れようと、新…

世界の真ん中に住む少年の話

四条 光輝（しじょう こうき）は夕焼けが好きだ。 学校が終わるといつも高台へと立ち寄り、ベンチに腰掛けながら沈みゆく夕日を眺める。 今日もいつもの様に高台へと向かった光輝は、ベ…

「また同じ夢か…。」 高校一年生の北崎 京介は何回も同じ夢を見ることに悩まされていた。 　 その夢の内容は「地平線の彼方まで広がっているひまわり畑の俺と女の子だけが立っていた。…

ゲームデザイン課の専門学生、那由多・クロトは、過去の事故を美しい天使に救われていらい不思議な能力をえる。 パース（遠近法）の線を現実の線として見たり触れることが出来るクロトは、…